「ハチドリのひとしずく」を読んで
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
みなさん、「ハチドリのひとしずく」という物語を知っていますか?
南アメリカの先住民に伝わるお話で、とっても短い物語です。
「ハチドリのひとしずく」の物語
森が燃えていました
森の生き物たちは われさきにと 逃げて いきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは 行ったり来たり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちはそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」と笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」
ハチドリ視点
ハチドリの「私は、私にできることをしているだけ」
この言葉は、とても深い言葉だな~と思うのです。
ハチドリは、誰かのせいにしたり、誰かになろうとしたり、今の自分を責めたりすることなく、淡々をできることをする。
とても潔く、かっこいいと思います。
だって、人のせいにしたり、自分を責めたりすることのほうが、実は楽で、簡単だから。
他の動物視点
動物たちは、逃げる。
ハチドリの行動をみて、「そんなことをして いったい何になるんだ」と笑う。
こういう人多いですよね。
ただ、こういう人が、なぜ、そうしたのか、その意図が気になりました。
想像したって、実は、動物たちの真実かどうかは、聞いてみないとわからないわけで。
だから、ハチドリが、他の動物を責めない、というところに共感します。
まとめ
個人的には、「口ばしで水のしずくを一滴ずつ」という地味な行動は、大きな結果を生むと思っています。
地味な行動こそ、力
今の私には、とっても響くメッセージでした。
ただ、ハチドリは、やっているうちに、他の行動を知ることになるかもしれません。
仲間ができるかもしれません。
仲間とバケツに水を入れて、運ぶとか。
もっと、たくさん水を運べる動物に協力を求めるとか。
誰かの知恵を借りたり、行動を変えていくことで、より大きな力になっていく。
まずは、自分ができることをやったからこそ、見える景色があるのでしょうね。