「ふしぎなメルモ」性教育の視点 第2話 恋人って?
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
50年前の作品とは思えないほど、性教育について大切なことを伝えてくれている「ふしぎなメルモ」(手塚治虫著)
そこで、毎日1話ごとに、性教育の観点でまとめています。
第2話
2 ブラ子どこへ行く 1971/10/10
動物園に行ったメルモは大好きだった子象のブラ子が雪国へと引っ越し、元気に暮らしていると飼育係から聞かされた。メルモは雪国までブラ子に逢いに行く。しかし、ブラ子は元気がない。思春期になり、ブラ子は恋人を求めていたのだった。メルモはキャンディーの魔法で大人になり、スチュワーデス試験を受けた。何のために? もちろんブラ子を恋人候補のたくさんいるアフリカに連れて行くためだ。メルモはブラ子に赤いキャンディーを与えて卵にまで戻すとアフリカへと向かうのだが・・・。(手塚治虫オフィシャルサイトより抜粋)
性教育の視点
この回では、ゾウのブラ子を通して、恋人について解説しています。
「恋人って何?」
という子どもの問いに、答えるのって、意外と難しいんですよね。
好き、仲良しだけではない、と解説されています。
そして、「思春期」についても解説されています。
思春期には、体の変化があり、男の子と女の子が「二人っきりで、そっと遊びたくなる」という表現がされています。
大人目線では、この表現、ソフトなんだけど、エロティックだよなーなんて、思っちゃいました(笑)
でも、「恥ずかしいことではない」と補足され、人を好きになる、異性に興味を持つことは自然で、素敵なこと、と表現されているところが、素敵だな、と思いました。
ただ、、男の子は女の子、女の子は男の子に、という表現は、さすが50年前的な表現だな、と思いました。
今は、男の子が男の子に、もありですものね。
まとめ
性教育って、人を好きになるということも含むんですよね。
とってもピュアな気持ちになりました。
YouTubeで、見られるので、お子さんと一緒に見てみてください