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2018-08-03

東京都のベビーシッター補助のその後・・・

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

東京都で、ベビーシッター代が上限28万円まで補助します!
という画期的な政策を打ち出されました。

それから数ヶ月・・・
あれって、どうなったのでしょうか??

東京都のベビーシッター補助って、いつから?

4月に書いた記事から、やっと、ここまで進んでます。

参画事業者募集スタート!

弊社にも、お便りが届きました。

それと同じものが、こちら

事業の主旨

保護者が安心してベビーシッターを利用できる環境を整備するため、事業に参画する事業者の要件を設定して公募し、東京都が審査の上、参画事業者として認定します。

利用する方は、認定事業者から選ぶことになるようです。

利用できる人は?

(1)本事業の対象となるベビーシッター利用の要件
ア 対象となる保護者
(ア)待機児童の保護者
(イ)0歳児で保育所等への入所申込みをせず、育児休業を1年間取得した後復職す
る保護者(育児休業満了者)
イ 対象となる児童
区市町村が本事業の利用を認めた0歳児から2歳児
(保育所等への入所が決定した場合、入所月以降は本事業の利用対象外)
ウ 提供を受けられるサービス
都が認定したベビーシッター事業者による当該児童の保育
※ ベビーシッター事業者は、都が認定した事業者の中から、利用者が選択
※ 兄弟姉妹の保育や送迎、家事援助等のサービスは対象外
エ 利用可能時間帯
保育所等の開所時間帯(※)に準じ、後日、都が設定する。
※ 例)日曜日・祝日・年末年始を除く、午前7時から午後8時まで
オ 利用上限時間
児童一人当たり1日8時間かつ月160時間
カ 利用者負担
1時間当たり250円(税込)

さらに詳しく知りたい方は、こちら

事業者の認定基準

認定された事業者だと安心ですよね。

ですが、認定基準も気になるところです。

ポイントは、4つ

1.保育の提供体制が整えられているか

(5)ベビーシッター事業者は、年間を通じて、乳幼児1人につき、月48時間以上の 在宅保育サービスの提供が可能であること。

(6)ベビーシッター事業者は、1人の乳幼児につき、東京都が指定する研修を修了し た2~5名程度の固定されたベビーシッターによるチームを組んで担当し、安定的 に保育を提供できる体制を確保すること。

安定的に、継続的に提供できることが大切ということですね。

これにより、ひとりで仕事をしているフリーランスのシッターさんは、対象外になりそうです。

2 保育の質

マニュアルが整備されていることが必須です。

業務マニュアル、保育マニュアル、事故防止等のマニュアルなどです。

3 事業の安定的運営

(1)ベビーシッター事業者は、本事業を統括する責任者を置くとともに、本事業に係る役割分担、意思決定の手順等を明確に定めていること。

ここから、チーム体制ということが求められていることがわかります。

ある程度の規模感の会社が対象になりそうです。

また、法令遵守をしていることを求められます。

4 利用者支援

(5)ベビーシッター事業者は、利用者の意見、要望、苦情及びトラブルに対応する窓口を設定し、利用者に周知していること。

これ、とても大切ですよね。

 

詳しい資料は、こちら

従事者の要件

事業の説明(ガイダンス)は、必須のようです。

その他、資格によって、研修の受講項目が異なります

詳しくは、こちら

質の担保をしっかりしようと思っているようです。

いつから??

これが、一番気になるところですよね。

(1)各区市町村の活用意向については、9月以降に情報提供を行う。
なお、事業の運用開始は、12月以降になると見込まれる。

12月以降だそうです。

この話が出てから、1年がかりですね。

個人的には、どのくらいの受け皿(事業者)があり、どのくらいの利用者がいるのかが、気になるところです。

 

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