「ありがとう」を言える子にする方法　【動画あり】

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納（さんのう）です。

子どもに、「ありがとうは？」と言っているママを見かけます。

お礼を言うように促しているんですよね。

さて、これで、本当に「ありがとう」を言えるようになるのでしょうか？

親のマネをします

子どもって、親のマネをするものです。

おままごとをすると、家での様子が手にとるようにみえてきます。

これは、ママやパパのことをよく見て、マネしているんですよね。

では、先ほどの「ありがとうは？」の声かけをしているママをみて、子どもは、どうするでしょうか？

確かにその場で、「ありがとう」と言うことができるでしょう。

しかし、別の場面ではどうでしょうか？

言える子もいれば、言えない子もいるでしょう。

あるとき、先生に「どうぞ」とものを渡してもらっている友達に、

「ありがとうは？」と言っている子どもがいました。

いつも、言われているのね・・・（笑）

そう、「ありがとうは？」と言うことをマネしてしまうんです。

背中でみせる

親がやっている姿をみせることが一番有効なんです！

人って、「やりなさい」と言われると、やりたくなくなったりしませんか？

ですので、「ありがとう」と言える子にしたければ、「ありがとう」と言っている姿をみせることです。

 

ベビーシッターとして、いろいろな親子と関わってきましたが、

親ができていないことを子どもができるようになることは、なかなかないです。

保育園などで、日々やっていると、できる子もいます。

しかし、大きくなってくると、「ママだって、やってないし」と

やらなくなることがあります・・・

子どもが見ています

そう、私たち大人は、子どもに見られているんです。

そう思うと身が引きしまる思いがしますよね。

子どもと関わることで、改めて自分を言動を振り返るきっかけになるのです。

そう思って、いつもの言動を見直してみたいものです。