toggle
2017-09-16

ベビーシッターのネイルは、あり?なし?

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

先日、ふと、ベビーシッターでもネイルをしていても、あり、という価値観に触れることがありました。

私は、保育園、病児保育、ベビーシッターなど色々な保育現場を経験しましたが、保育に関わる人のネイルは、NG!と思い込んでいたので、衝撃的!!

なぜ、「あり」にされているのか教えてもらうと

・シッター自身の個性を大切にする

とのことでした。

なるほど。

みんなは、どう思っているんだろう??

ということで、私が代表を務めている「ベビーシッターを考える会」

シッター会員さんに考えを伺いました。

「なし」が大半

理由は、さまざま。

・普通のネイルは、剥がれてくるので、それが子どもの口に入るのは・・・

・子どもがマネをしたがると困るから

・母としては、いや

などなど。

なし、の中にも、爪を短く切っていて、透明なら「あり」という方もいました。

薄めのジェルネイルなら「あり」という意見も。

ちなみに、手ができないかわりに、ペディキュアで楽しんでいる方も!

「あり」の意見

「あり」の人もいました!

保育園勤務時代はできなかったけど、フリーランスになってからずっとやっていた。

保護者も理解してくれていた。とのこと。

正解はないのかも

どちらの話もなるほど、と思う内容。

だからといって、私の考えが変わることはありませんでした。

ですが、正解はないのかも、と思うようになりました。

登録性で働く場合は、その会社のルールに従う必要があります。

ですが、フリーランスでやっている人は、その人のルールでいいのかもしれません。

時と場合、相手によって、使い分けることもいいのかもしれません。

ルールから見える保育のスタイル

ルールには、個々の考え方、生き方、保育の方針などが反映されるものです。

ネイルひとつをとっても、子どもへの考え方、安全の捉え方が見えてきます。

ちなみに、私は、ネイルなし派。

そもそも、爪が痛むし・・・というのもありますが。

ネイルをしたらテンションがあがることも体験済み。

つけたいときは、貼ってはがせるタイプを活用してます♪

「なし」の理由は、

  • 剥がれたネイルが子どもの口に入ると害になる
  • 子どもにマネしてほしくない(爪が痛むため)
  • ジェルネイルの場合、メンテナンスを怠ると、爪が伸びてしまい、子どもを傷つけてしまいかねない
  • 子どもによっては、違和感を覚えたり、嫌がったりするケースもあるかもしれないから
  • 保護者により価値観がさまざまだから、一番、信頼関係を築きやすい見た目を重視したいから

これを見ていて、私の保育のポリシーは、

子どもファースト

なんだな、と思いました。

ベビーシッターは、子どもにとっての人的環境なのです。

1ミリでも子どもに害があると思われることは、できるかぎり避けたい。

プロとして、子どもと関わっている以上、常にいろいろなケースを考えて、ベストを尽くしたいと思っています。

みなさまは、どう思われますか?

 

追加事項

ちなみに、オーストラリアでは、ネイルの科学物質が子どもの肌に触れ、

アレルギーを起こしかねないため、NGと習うそうです。

現場ではしている人も多いようです。

 

 

 

関連記事