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2018-08-04

昭和な遊びの楽しみ方 ~ぱっちんカメラ~

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

今のこどもたちにとって、写真、動画はとても身近なものですよね。
カメラで撮られ慣れてるな〜と思います。

その子どもたちにとって、カメラといえば、デジカメかスマホのカメラでしょう。

そんな子どもたちと、昭和なカメラの折り紙で遊んでみました!

Aちゃんの場合

2歳の女の子Aちゃんは、ぱっちんカメラで、私のお写真を撮ってくれました!

撮り方は、同じ。
ただ「見て!」と裏を見せてくれたのです。

撮った写真をその場ですぐ確認できる世代だな〜と思いました。

Bくんの場合

4歳のBくんも、ぱっちんカメラに興味津々!

せっかくなので、折り紙を4等分したものに、Bくんの似顔絵を書いてみました。

それを四つ折りして、カメラに入れます。


そして、ハイチーズと撮った後、カメラから似顔絵を出して渡しました。

すると、大喜び!
楽しくなったようで、家族の写真を作り始めました。

おばあちゃん、おじいちゃん、お母さん、お父さん。

ママに見せると、「懐かしい〜」と一言。
きっと、この遊び方、今の親世代は、体験している人が多いのではないでしょうか。

子どもたちにとっては、チェキのような感覚なのかもしれません。

この遊びで、身につく力

何気なく遊んでいますが、ここには、いくつかの力をつけるポイントが含まれています。

指の操作性

ハイチーズとぱっちんカメラの後ろを押して、ぱかっと開くのですが、力の加減をうまくしなくてはなりません。
また、閉じるときには、小さな折り目同士をひっかけなくてはなりません。
どちらも、意外と器用さが求められます。

また、似顔絵を描いた折り紙を4つに折る力も身に付きます。
角を合わせてしっかり折る力です。

さらに、小さい紙に絵を描く力。
小さい範囲におさめることも、なかなか難しいものです。

顔を書く力

お顔のパーツ、目、鼻、口を描く子は、多いです。
さらに、まゆげ、耳などを付け加えていきます。
髪の毛は、長い?短い?などの長さの概念も見につきます。

一例ですが、子どもたちの発達段階に合わせて、ちょっと頑張ればできることを提案してみましょう。

どんどん力が伸びていきます!

遊びこそ、学び

勉強の反対語は、遊びではありません。

小学校入学前は、遊びこそ学びなんです。

この時期、どれだけ遊びに没頭できたかで、勉強をワクワク楽しめるかが決まるような気がします。

ぜひ、子どもたちの遊びをたっぷり堪能させてあげてくださいね。

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