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2017-09-14

ひとり親支援、養育困難家庭支援の現場から学んだ大切な2つのこと

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

昨日は、私が関わる「ベビーシッターを考える会」18回目の勉強会でした。

テーマは、ずばり

『ひとり親支援、養育困難家庭支援の現場から学ぶ』

ベビーシッター歴28年の福永 裕子さんが経験された事例を

紹介してくださいました!

今回の事例は、主に自治体から請け負った

ひとり親支援、養育困難家庭のサポート、生活保護家庭、双子家庭のサポート

などです。

お写真など交えながら、いろいろな事例を話してくださる福永さん。

まるで、映像が出てくるようなお話でした。

気づき1 ベビーシッターに必要な要素

カウンセラーのような役割が大きいということを再確認しました。

私も10年以上の経験から、家庭の事情にかかわらず、ベビーシッターの仕事は、

保育だけでなく、この役割が半分くらいを占めるのではないかと実感しています。

時には、保護者の愚痴を聞き、時には、夢を聞き、悩み相談され・・・

友達でも、親でも、パートナーでもない人だから話せることは多いようです。

そして、何より、

余計なことを言わない育児のプロ、という安心感があるから話しやすいようです。

気づき2 ケアする人のケア

カウンセラー的役割を担うため、自分自身のケアをすることがとても重要、ということです。

サポートする側も、多少なりともダメージを受けるもの。

それを少なくするための心持ち、関わり方を学ぶことも大切だと思います。

そして、日頃から自分自身のメンテナンスをすることも大切ですね。

福永さんがされていたことは、話をする、好きなことに没頭する時間を持つ、などだそうです。

参加者の声

ベビーシッターを初めて6ヶ月の方の感想です。

保育士をしていたので、ベビーシッターを副業的に思っていました。
ひとりだけ見るので、簡単、誰でもできる簡単な仕事だとも思っていた。
だから、はじめたとき、ベビーシッターをしていることを友だちに言えなかったけど
話を聞いて、1対1で関わる分、すごく大事な存在だと気づきました。
今は、プロというか、いいシッターになりたいと思っています。

私自身も、長くベビーシッターと自己紹介できずにいました。

ですので、その気持ちわかります。

もしかすると、同じ思いの方もいらっしゃるかも。

でも、ベビーシッターって、本当にすばらしい役割を持っているんです。

それを再確認できるいい機会になりました!

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