2017-10-12
【子どものつぶやき】そこは、ママの場所なのに・・・
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
先日まで、全5日間、研修を受けてまいりました。
東京都の居宅訪問保育研修
「居宅訪問保育」という言葉、聞きなれない方もいらっしゃると思いますが、ベビーシッターと同じように、お子様のご自宅へ訪問して保育を行うものです。
ですが、国の認可事業ということで、私的契約のベビーシッターとは異なり、公共性が高いものとなります。
その研修で、胸に響くエピソードを聞くことができました。
ベビーシッターさんに対する気持ち
今現在ベビーシッターをしている方が、子どもの頃、自分もベビーシッターさんに預けられていたそうです。
その方が、子どもの頃、シッターさんに抱いていた感情、それは・・・
「そこは、ママの場所なのに」
ということだったそうです。
シッターさんが何気なく座るその場所は、いつもママがいる場所で。
なんだかママの場所を奪われたようで、寂しかったのでしょうね。
家庭での保育ならでは
これって、家庭で行う保育ならではですよね。
この一言に、ドキっとさせられました。
ベビーシッターは、毎日生活している空間におじゃましている立場なのです。
椅子に座るにしろ、おもちゃを借りるのにしろ、そういう意識を忘れないようにしなくてはなりませんね。
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