アニメ 「学園ベビーシッターズ」
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
「ベビーシッター」と名前がつくと、ピン!!と反応してしまう性分なのです。
今日は、TVアニメ「学園ベビーシッターズ」というものを発見してしまいました!!
このTVアニメ、先日1月7日から放送がスタートしたとのこと。
もともと2009年11月からら少女漫画「LaLa」で連載スタートして、今16巻までコミックが出ているのだとか。(作者:時計野はり)
かなり人気作のようです。
どんな話?
内容が、気になりますよね。
鹿島竜一、虎太郎兄弟は両親を飛行機事故で亡くした。2人を引き取ったのは同じ事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園・理事長。竜一が成人するまでの間面倒を見てもらう代わりにベビーシッターをすることになる。働く女性教員のために作られた保育ルームだったが人手が足りず、竜一はそれを補うために作られたベビーシッター部の部員第一号となる。
(ウィキペディアより抜粋)
この主人公、最初は、中学生、その後、高校生に進級していくのだとか。
とにかく心温まるストーリーのようです。
現役ベビーシッターから見た「ベビーシッター部」
やはり、ストーリー読むだけでは・・・
ということで、アニメも見ました!
かわいいタッチの絵で、子どもたちもかわいい!のですが、これではフツーの感想ですよね。
とういことで、ベビーシッター目線での感想をまとめてみました。
1.中高生の部活動って、斬新!
子どもの安全うんぬんは少し置いておいて、部活動として、ベビーシッター部を作るというのは、なんとも斬新です。
中高生の時期から小さい子どもたちと触れることは、とてもいいことだと思うんです。
将来の子育てにも役立ちますしね。
アメリカでは、高校生のバイトとして人気だそうです。
そういえば、日本だと、バイトでやるにしても、大学生くらいからですよね。
これは、日米でのベビーシッターの成り立ち、ニーズも異なるからだと思われます。
2.保育ルームでの活動って?
ベビーシッターって、保育ルームで働くイメージなのかしら?
個人的には、マンツーマンで訪問型保育、と思っているのですが・・・
漫画の設定上、ルームのほうが登場人物多くて、人間模様がいろいろ描けるのかな?
保育士とか資格持っていないから、ベビーシッターって呼んでいるのかな?
とか、思ってしまいました。
実際、ベビーシッターさんでも、保育ルームのお手伝いをしている人、イベント時などの臨時の保育室で働く人などもいます。
働く場所は「さまざま」という観点からいくと「あり」なわけですよね。
とはいえ、ベビーシッターって、訪問型保育のプロだと思っている私としては、若干モヤモヤしています(笑)
3.実際、一人で6人は、キツイよ(笑)
アニメなのでいいですが、実際一人で赤ちゃん含む6人のこどもたちを見るのは、キツイし、危険です。
実際は、違うよ、ということは、知ってもらいたい!と心底思ってしまいます。
4.実は、学ぶこと多いかも?
1話しか見ていないので、なんとも言えないのですが、意外と学ぶことがあるのでは?
と思っています。
1話では、兄の竜一が保育ルームの他の子にかまってばかりで、弟の虎太郎のことをほったらかしにしてしまいます。
気づいたときには、熱が出てぐったりしていたのです。
そのとき、竜一は、
「虎太郎は、大丈夫じゃなくても、だいじょうぶって言うこと忘れてた」
という心のなかで後悔するのです。
ここが、一つ学びポイントだと思うのです。
子どものことをしっかり見て、その子に合わせた関わり方をすることって、本当に大切なんですよね。
そして、少しの変化にも気づく力も必要です。
もしかしたら、子どもと関わるうえで大切なことを学べるのでは?と期待もしています。
5.本当にベビーシッター部があったら、顧問をしたい!
実際にベビーシッター部がある高校ってあるのでしょうか?
保育科がある高校があるので、あってもいいのにな~。
もし、あったら、是非とも顧問をしたいです。
なにはともあれ、このアニメを見た人が、ベビーシッターというお仕事に興味を持ってくれると嬉しいです♪