使い捨てグローブを使用する具体的な場面を教えてください【質問】
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
2017年から、ベビーシッター講座を受け持っております。
そこで、受講生の方から、質問を頂戴することがあります。
私自身、当たり前になっていることも多いのですが、質問いただけると、改めて見直すきっかけにもなり、大変ありがたく思っています。
【質問】使い捨てグローブを使用する具体的な場面を教えてください。
赤ちゃんのおむつ替えや、吐瀉物の始末などはグローブ必須と推測していますが、調乳や調理など、どこまでグローブをつけるのか、慣習や目安を知りたいです。
【回答】
いろいろな見解があるかと思いますが、常に専門家の意見、エビデンスを参考にしていく必要があります。
私自身、厚生労働省が出しています
「保育所における感染症対策ガイドライン(2018年改訂版)」
を参考にしております。
それを踏まえて、私としては、
感染予防の観点から、
血液及び体液の取扱いに触れる場合は、使い捨ての手袋の使用を推奨しております。
ちなみに、ガイドラインには、具体例として、おむつ替え(便)と吐瀉物の処理には使うよう記載がされています。
日本では、使い捨てグローブが使われる場面が少ないですが、諸外国では、
子どもの鼻水をふくとき、日焼け止めクリームなどをぬる際にも使用されているそうです。
調乳、調理では、ケースバイケースだと思います。
ただ、作業前には、必ず手洗いをして、ペーパータオルを使用するようにしてください。
また、食材を盛り付けるなど、直接手が触れないようにはしなどを使用するようにするといいでしょう。
そして、こまめに手洗いをしてください。
まとめ
使い捨てグローブは、感染対策には、とても有効です。
ただ、正しい使い方をした場合のみです。
使い捨てグローブを使っても、そのグローブが汚れていたら、意味がありません。
また、グローブの外し方が間違えていたら、表面についている汚れを手に付けてしまいます。
グローブで、触ったところを汚すことにもなります。
ぜひ、正しい使い方をマスターして、活用してください。