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2019-01-07

ベビーシッター始めたばかり!!大阪の素敵おかん   ひらるみさん 【100人インタビュープロジェクトVol.2】

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

100人インタビュープロジェクト2人目は、大阪にお住いのひらるみさん。

ひらるみさん@hirarumi_go )との出会いは、Twitter。

ふと投稿したツイートに連絡をくださったんです!!

すごい出逢いですよね。

そんなひらるみさんは、大阪在住。

6歳と8歳の男の子のいるシングルマザーさんです。

お子さんとのエピソードなど、感動的なお話も伺えました!

(   )は、私の声です

①ベビーシッターを始める前の働き方を教えてください。

専業主婦をしていたのですが、離婚後、飲食店に勤務しました。
「自分で何かしたい」と思って、2018年から切り絵影作家さんとして活動を始めました。
今は、個展に向けて作品作りも頑張っています。

(すごいです!とてもパワフルですよね。なのに、頑張っている感がなく、自然体な雰囲気がとても印象的でした)

②ベビーシッターは、いつからされているんですか?

1ヶ月前、ベビーシッター会社に登録しベビーシッターをスタートしました。
現在、2回シッティングを経験しました(2018年12月29日現在)
週1回ペースでお仕事をしていきたいと思っています。

スタートして間もない人の貴重なお話に興味深々です!

③なぜ、ベビーシッターをしようと思ったのですか?

6歳の次男が、自分でできることが増えてきたからです。
おうちに子どもがたくさん遊びに来て、その子たちと接していると「私、子どもが好きなんだな」と思い子どもに関わるお仕事に興味が出始めました。
実は、小さい頃の夢は、保育士さんだったんです。

また、自分の子育てで、ファミサポに助けてもらいました。いつか恩返ししたい、と思っていたこともあり、ベビーシッターのお仕事を始めました。

(ファミサポではなく、ベビーシッターを選ばれたことが気になってしまい、聞いちゃいました)

利用していたた場所から引越したのですが、その市にはなさそうだったからです。

実際、すごく調べたわけではないですが、ちょうどベビーシッターの求人を見て、やってみようと思ったからです。

(※ファミリーサポートは、すべての市区町村にあるわけではないんです。
ちなみに、名称も様々です。)

④ベビーシッターを始めて、イメージと違ったところはありますか?

結構、違いました(笑)

(それを、待ってました!!)

1. 家事代行もお仕事に入っている!!

面接の際、子どもみながら、料理などできますか?と聞かれました。
ベビーシッターって、家事もするもんだと驚きました。

実際のシッティングでは、子どもと関わる時間と家事が半々くらいです。

この会社さん、家事代行込のお宅がほとんどのような印象です。

(そんな会社があるんだ!そのような会社をあまり知らなかったので、私もびっくりでした!!

家事とシッティング、両方同じ時間内にしてほしい、
このニーズは、やはり高いですよね。

ちなみに、初めてのお仕事のお宅は2歳のお子さんだったそうです)

2. 雇ってあげてる!と感じた

お客様がセレブが多いようで、雇ってあげているという感じが言葉の端々に出ていると感じました。

(きっと、ひらるみさんが、ファミサポを利用されているとき、そんなふうに、接していらっしゃらなかったのでしょう。)

でうが、確かに雇われているので、割り切るようにしました。

(この切り替えが、すばらしいです!

ですが、個人的には、人間同士、雇用関係があっても、気持ちのいい関係をしてくれるお客様がいいな~と思います)

3. 面談がない!

私がファミサポさんを利用したとき、事前に、面談があったのですが、面談もなく、直接お宅に行くことにびっくりしました。

お客様がこのシッターさんがいい、と選ぶんだと思っていたのですが、そうではないんだな~と思いました。

(確かに会社だと面談がない場合も多々あるでしょうね。

そもそも、シッターを選ぶことがスタンダードではないのかもしれません。

これは、課題の一つかもしれませんね。)

⑤子どもたちと接するときに、心がけていることは何ですか?

対等に関わることを大切にしています。あと、一緒に思いっきり遊ぶようにしています。

(素敵です♪ちなみに、我が子とも同じ接し方をされているそうです。)

子育てで大切にしていることって、なにですか?

「~しなさい」と言わないようにしています。

(素晴らしい!!

そう言わなくなったきっかけが、また感動的なんです!)

今までに、いろいろ子どもは、教えることより学ぶことのほうが多いな、と感じる出来事があったので、
「~しなさい」と言わなくなったんです。

エピソード1

長男くんが、5歳のときの話です。
おしゃべりな子で、たくさんしゃべっていたので、ひらるみさん、「おしゃべりやめて」
と言ったところ、次男くんが「それがいいところだから」とポロっと言ったんです。

エピソード2

長男くんに
「一番大切なものは何?」
と聞かれて、
「長男くんと次男くんだよ」
と答えたところ、
「一番、自分のこころを大切にしてね」
と言われたんです。

(なんとも神ってる発言!!

こんな出来事は、ちゃんと育ってくれているな、という自信にもなりました。

⑥ひらるみさんは、Twitterでうつのご経験があると書かれていましたが、その経験が活かされていますか?

(この質問、ちょっとデリケートなので、ドキドキしながら質問したのですが、気さくに語ってくださいました)

21歳で発症し、結構長く患っていました。
そんなとき、長男が生まれ、そこからよくなってきました。

子どもと対等にいることで浄化される、というか、子どもって素直で。すごい!と思ったんです。

ですが、産後うつも経験しているので、
孤独も感じているので、お母さんにも寄り添いたいです。

辛い気持ちを言ってもらえるのは、嬉しいですし、話すことで少し顔が明るくなるのが嬉しいです。

(ご自身の体験があるからこそ、安心してママたちも気持ちを言えるのでしょうね。

今回、電話インタビューだったのですが、話し方で、包み込むような優しささがとっても伝わってきました。

⑦さいごに、将来の夢、目標を教えてください。

2回目からお仕事が楽しくなり、やりがいも感じています。

これからベビーシッターをする時間を増やしたいと思っています。

ベビーシッターをするにあたって、家事も一緒にやるより、子どもを優先的にみられる会社に登録したいとも思っています。
そして、ゆくゆくは、フリーランスとして活動もしてみたいです。

(切り絵影絵作家としても、ベビーシッターとしても活動していく意欲満々なひらるみさん。

本当にかっこいいです!)

まとめ

私が初めてベビーシッターをしたのは、20年近く前になります。

思い出深いのですが、そのときは、必死だったんですよね。

ですので、その時、どんな心境だったのか、すっかり忘れているんですよね。

今回、ひらるみさんのお話、本当に貴重でした!

最初に見たものが・・・

ベビーシッターのイメージって、本当に、最初にどんなシッターさん(ファミサポさんを含む)に出会うかで決まるものだな、と思いました。

厳密には、ファミサポとベビーシッターは、まったくの別物です。

先日、ベビーシッターを使っているママが、ファミサポを同じ感じで使うことで、提供会員(預かってくれる人)が長く続かない・・・という話を聞きました。

確かに、この違い、すみわけは、課題の一つだと思います。

家事と保育のすみわけ

これは、やはり課題のひとつですね。

ベビーシッターの定義があいまいなだけに、カタチもさまざま。

それにより働く側にも、ミスマッチが生まれてしまっているのが現状かもしれませんね。

3年後に、また

個人的に、ひらるみさんに、定期的にインタビューさせていただきたいな、と思うくらいです。

続けていくことで、どんなことを思われるのか、その心境の変化も伺いたいです。

インタビュー、2回目にしてとても楽しかったです。

これから、どんなお話が伺えるか楽しみです♪

そこで、ぜひ引き受けてくださる方を募集しております。

詳しくは、↓

100人インタビュープロジェクト スタートします! 

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