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2019-01-08

人生やりたいことだけ、やればいい??

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

テレビっ子の私がいつも見ている番組の一つ

「林先生が驚く 初耳学!」

前回、「教育」が特集されていたんです。

そこで、とても面白い気づきがあったので、まとめてみました。

高学歴ニートとへの特別講義

「仕事で時間を浪費するくらいなら好きなことをしていたい」

「好きな仕事じゃなければ働きたくない」…

そんなことを言って、ニートをしている人たちに対して、林先生は、面白い話をしていました。

親のすねは、かじれるだけかじれ!?

びっくり仰天発言じゃないですか??

だって、子育て、教育って、自立する大人にすることがゴールのように言われているのに・・・

ですが、その真意が、これまら深いのです。

「人に迷惑をかけないために、かじればいい」とのこと。

高校時代やんちゃだったという人のエピソードが語られました。

彼が高校生のある日、父親に書斎へ呼び出されました。

そして、

「ここに母さんも知らないへそくりがあるからな」

とわざと見せて、引き出しにいれたそうです。

これは、とってくれ!と言われていると思った彼は、そこから数万もらっていくことに。

ですが、次とろうとしたとき、必ず、とったお金が補充されていたそうです。

お金がないことで、カツアゲをしたり、万引きをしたり悪さをして、人様に迷惑をかけないためにされていたことのようなんです。

確かに、こっそりとってはいますが、親公認のお金があることで、カツアゲなどはしませんよね。

次の話に関連して言うと、やりたいことをある一定期間チャレンジするために、親のすねをかじることを肯定しているようにも感じました。

実は、このやりたいことをチャレンジする期間も大切なようです。

人生の選択を「やりたいか、やりたくないか」で決める人と「できるか、できないか」で決める人の2種類いる

今回出演されていた高学歴ニートさんたちは、「やりたいか、やりたくないか」という人がほとんど。

だから、やりたくないことやるくらいなら、ニートでいいや。と思うようです。

一方、林先生は、「できるか、できないか」で選ぶそう。

この考えにいたるまでに、やりたいことをやって借金を作ってしまったという苦い経験があるそうです。

借金返さなきゃという思いで、必要とされる塾講師を始めたとのことで、今でも塾講師はやりたくないことらしいのです。

実際は、やりたいこととできることが一致しているのが一番いいかもしれませんが、そうである場合ばかりではないんですよね。

確かに、やりたいことで苦しむくらいなら、できることをやったほうがいいのかもしれません。

また、やりたいかどうか、は偶然で、できるかどうかは、必然だとも言っていました。

やりたいかどうかは、時代、社会によって偶然思ったこと。

そう思うと、それほどすごい信念ではなさそうですよね。

みなさんは、どちたの基準を大切にされていますか?

私の場合

まさに、「やりたいか、やりたくないか」その2択で生きてきました。

ですので、長いあいだ、フリーターなのか、フリーランスなのかわからない働き方をしていたのです。

今、ベビーシッター研究家なんて、勝手に名乗っていますが、実は、ベビーシッターは、やりたくて始めたことではないんです。

ベビーシッターをやっているなんて、恥ずかしくて職業を「子育て支援関係」と濁していたくらいなんです。

ですが、新しいお客様をご紹介くださったり、相談を受けるようになったり、と必要とされ続けてきました。

その結果、今や私の人生をかけてやろう!というものになったのです。

本当に不思議ですよね。

自分ができること、つまり、貢献できること、なのでしょう。

子どもに置き換えると・・・

子どものことを語るとき、やりたいことを思いっきりさせればいい、という考え方があります。

やりたい!という気持ちがあることで、どんどん成長していくのです。

好きなことをしているときのほうが、学習効果が高いというデータもあるそうです。

ということは、この「できるか、できないか」という基準は、ある程度の大人になって持てばいいもの、ということでしょう。

ただ、大人になって、この考え方を受け入れられず、高学歴ニートにならないためには、

・人の役に立ちたい

・稼いで自立したい

・やりたくないと思っても一度はチャレンジしてみる

などの気持ちを育むことって、大切だな~と思います。

 

 

 

 

 

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