子連れベビーシッター 野田 智世さん 【100人インタビュープロジェクトVol.1】
こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
昨日、チャレンジするプロジェクトについて宣言いたしました!
その第1弾として、
野田 智世(のだ ともよ)さん
のインタビュー記事です。
野田さんは、浜松でベビーシッターをされていらっしゃいます。
HP : 浜松ベビーシッターナチュキッズ
野田さんは、子連れでベビーシッターをされているということで、そのあたりを中心に伺いました。
①子連れでベビーシッターを始めたきっかけは何ですか?
幼稚園や保育園で働いてきた経験を元に子連れでもやってみたい、メリットもたくさんあるのではないか実際はどうなのか、潜在保育士の多様な働き方の一つになるのではないかと思ったからです。
少子化のため、一人っ子も多い現代、兄弟姉妹がいなくても子ども同士をじっくり関わって遊ばせる事ができ、子連れベビーシッターがコミュニケーションを育む環境の1つになればいいなと思っています。
②その時、お子様は何歳でしたか?
1歳0か月です。
③どのような時間帯でお仕事を引き受けていらっしゃいましたか?
主に9時〜14時です。
上の子の幼稚園の送り迎えがあったため主にこの時間でしたが、上の子を延長保育に入れて時間外も対応していました。
我が子の負担にならないように、週に数日、1日に1組とマイルールをつくり、楽しくできるようにしていました。
④子連れでベビーシッターをするうえで気をつけていることは何ですか?
我が子がシッター先の子どもを怪我をさせたり、シッター先の自宅の物を壊したりしないようにと気を配りました。
我が子の健康管理や心のケアもしていました。
何より無理をしない事、ゆったりと余裕を持って保育をする事を心がけていました。
⑤子連れでベビーシッターをすることのメリットとデメリットと感じられることは何ですか?
メリット
大人に慣れている子、子ども同士の方が打ち解けやすい子など柔軟に対応できる。
子ども同士やりとりをしてじっくり遊ぶ事ができる。
我が子を預けて働くよりも我が子との時間を多くとれる。間近で成長を見れる。
デメリット
我が子の機嫌が悪くなった時に保育が中断し、円滑に保育が行えなくなる場合がある。
我が子が体調を崩した場合、こちらから予約をキャンセルせざるを得ない。
⑥子連れでベビーシッターをして、我が子に変化はありましたか?
最初は戸惑っている様子も見られましたが、慣れると様々なお宅に行く事を楽しみにしていました。
お友達が大好きになり、愛嬌のある子になりました。
⑦利用者さまの声を教えてください。
・なかなか他の子と遊ぶ機会がないため、子連れベビーシッターを選びました。公園で普段は嫌がる遊具も一緒に楽しく遊んだと聞いて驚きました。現在妊娠中で、思いっきり外で遊んであげられないので助かりました。
・子ども同士のやりとりが微笑ましく、写真を見る度に嬉しくなります。(保育中に写真を撮って送るサービスをしていました。)お子さんがいる中、いつも丁寧に見ていただけて安心して預ける事ができました。
・長男との時間を過ごしたくて、次男を預けています。人見知りがではじめましたが、(子ども同士がよかったせいか)泣く事なく遊べていてホッとしました。
⑧これから子連れでベビーシッターをやってみたいと思っている方へ一言お願いします。
気を配る面も多々ありますが、兄弟が増えたような感覚で楽しくお仕事ができると思います。
子連れベビーシッター頑張って下さい!
応援しています。
まとめ
子連れでのベビーシッターについて、私自身、子どもたちにとって、どんな影響があるのか、とても興味がありました。
ちょうど、子連れで保育園に勤務する方たちと一緒に働く機会があり、子連れで働くのって、大変そうだな、と思っていました。
ですが、もしかすると集団保育だからかも??そんな思いもありました。
確かに、大人一人に、子ども二人のほうが、二人の気持ちに寄り添いながら、それぞれを大切にした保育を行うことは難しくなるでしょう。
少し、待つこともあるでしょう。
ですが、保育園よりは、決まった時間に決まったことをしなくてもいいので、保育者の気持ちは楽なのかもしれないな、と思いました。
働き方が多様化している現代で、子連れでベビーシッターをする方が、増えていくのかもしれませんね。
個人的には、一緒に行くわが子のタイプ、月齢(発達段階)によって異なることが多々あるように思っています。
ですが、野田さんのように、わが子も、お預かりする子も、子どもの最善の利益を追求してお預かりしてくださると安心ですよね。
野田さんは、現在、3人目のお子様を出産され、休業されていますが、今後の活動も応援しております♪