子どもの頭をよくするために大人ができること
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
昨日は、私の尊敬する精神科医で、著者の樺沢紫苑先生の動画撮影見学会に参加してきました!
撮影風景は、こんな感じです。
(昨日は、熱心に聞いていたので、写真を撮り忘れました・・・)
樺沢先生のお話は、科学的根拠に基づいているので、とてもわかりやすく、勉強になるのです。
昨日は、きたる8月3日に、樺沢先生の新しい著書「アウトプット大全」が発売されるということで、アウトプットに関する質問に答えてくれるというユーチューブライブを生で拝見できました!
著書は、こちら
(↑写真をクリックするとAmazonにジャンプします)
画面越しに見るよりも、非言語情報が入ってくるので、さらに学びが深かったように思います。
子どもがしやすいアウトプットとは?
様々な質問があり、とても勉強になったのですが、ベビーシッター的に気になったのは、この質問でした。
アウトプットをすることで、記憶にも残り、成長を加速度的に促進してくれるのですから、とっても興味のある質問です。
その答えは??
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「話させる」こと
話す(アウトプットする)ことで、こんな感じに、ニューロンがつながっていくそうです。
大人が積極的にすることは?
子どもに考え、感想などを話させるためには、たくさんの質問をすることが重要だそうです。
質問をすることで、アウトプットを引き出すのです。
これを日々続けていくと、言語脳が発達するそうです。
そして、この言語脳が発達しているとIQが高くなるそうです。
少し大きくなってきたら、日記を書くことを促すといいそうです。
アウトプットで、一番簡単なのが、話すこと。
書くことは、さらに難しいことなのだそうです。
夏休みの絵日記など、とってもいいアウトプットなんですよね。
質問魔になろう
実は、私、かなりの質問魔なんです。
幼稚園から帰ってきた子なら、
「幼稚園で、何して遊んだの?」
「遠足、どうだった?」
などと様子を質問します。
また、シッター先で、テレビを見たがって、一緒に見ることになったとします。
(個人的には、テレビを見せたくないのですが、子どもの要望であり、保護者がOKであれば見ます)
そこで、
「このアニメ、好きなんだ~。(どうして好きなの?)」
「この人は、なんで怪我しちゃったの?」
などいろいろ質問します。
すると、子どもなりに、一生懸命教えてくれるんです。
今回の話の前のあらすじを話してくれることもあります。
よく覚えているね、というくらいたくさんのことを話してくれます。
こう考えると、テレビって、悪者扱いされますが、使い方によっては、いいアウトプットの材料になるんですよね。
おうちでも、テレビばかり見たがる子どもにいろいろ質問してみてください。
子どもは、アウトプットさせられている感じもないまま、言語脳を発達させることができるのです。
テレビも、活用次第ですね。
質問は、コミュニケーション
質問することを心がけることで、よりよいコミュニケーションにもつながります。
子どもが、何を感じたのか?どうしたいと思ったのか?など考えを知ることができます。
実は、これ、自分の考え、感じたことなどを言語化して、相手に伝える訓練にもなっていますよね。
日本人は、言わなくても察して。という文化ですが、グローバル化する中で、自分の意見、考えを言葉で表現することは、とても重要なスキルです。
ぜひ、言語脳発達、コミュニケーションスキルアップのためにも、たくさん質問してあげてくださいね!