ベビーシッター、自分のことをなんて呼ぶ?
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
先日、あるシッターさんから、こんな質問をいただきました。
子どもに自分のことをなんと言ってますか?
「わたし」ですか?それとも、「〇〇さんと名前ですか?」
私は、「さんのーさん」と自分のことを言っています。
小さい子どもには、名前を覚えてもらいやすいから。
ちなみに、保育園勤務時代は、「先生」と自分を呼んでいました。
例)ブロック遊びの際
子ども「さんのーさんは、何つくるの?」
私「さんのーさん(先生)は、おおきなマンションを作ろう!」
こんな感じです。
でも、大きい子にも、名前で言っているよな・・・
結構、無意識にやっていたようです。
ちなみに、「ベビーシッターを考える会」の会員さんたちにリサーチしたところ
大半が名前、〇〇先生、愛称などでした。
理由は、親しみをもってほしいから。
誰のことを言っているかわかりやすくするため(障害児保育をしていた方のご意見)
なるほど、ベビーシッターは、自分のことを「わたし」とは呼ばない人が多いようです。
他に、シッターが、自分のことを呼ぶ呼び名で子どもたちが呼んでくれるようになる、という意見もありました。
確かに私は、「さんのーさん」と言っていると、呼び捨てにされたことはないです。
自分を名前で言うこと
子どもたちと接するなかで、成長を感じることがたくさんあります。
そのうちの一つが、自分のことを一人称で呼ぶようになること。
「はっちゃんは、あっちに行きたい!」
↓
「私は、あっちに行きたい!」
自分のことを「わたし」と呼ぶということは、自分と他者との区別がついている証拠。
心の理論の形成と関連しているんです。
ちなみに、いつから「わたし」と呼べるかについては、別のブログで書きたいと思います。
大人が自分のことを名前で呼ぶこと
子どもが自分のことを名前で呼んでいても、かわいい!と思うだけですよね。
ですが、大人がそう呼んでいたらどうでしょうか?
特に、下の名前で自分のことを呼ぶのは女性が多いようです。
<批判的な意見>
・バカっぽい
・子どもっぽい
・イラっとする
<寛容的な意見>
・気にしてない
・かわいければOK
・長年の癖などあると思うし、特に他人に迷惑をかけるわけでもないから
(こちらのサイトより抜粋)
お願い
もしかして、外で「子どもっぽい人、バカっぽい人」と思われていたかもしれません・・・
もし、そういう人を見たら、ベビーシッターさんなのかも。と優しく見守ってくれるとありがたいです。