映画「鬼滅の刃 無限列車編」泣く子が続出!?子どもに見せる前に考えたいこと
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
鬼滅の刃のファンとして、はずせないのが、映画「鬼滅の刃 無限列車編」
昨日、友人と見てきました!
映画を観て、子どもが泣く・・・という記事も見たので、そのあたりも含め見せるか、どうか改めてまとめました。
※アニメ版については、
↓
(多少のネタバレ含みます)
PG12
この表記、見かけたことありますよね。
映画倫理機構(映倫)によると、PG12は「12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要」という区分。映倫のサイトには「この区分の映画で表現される主題又は題材とその取り扱い方は、刺激的で小学生の観覧には不適切な内容も一部含まれている。一般的に幼児・小学校低学年の観覧には不向きで、高学年の場合でも成長過程、知識、成熟度には個人差がみられることから、親又は保護者の助言・指導に期待する区分である」と記されている。
つまり、率先して、子ども向け、というわけではないんですよね。
個人的に、映画は、アニメよりもリアルになっている印象です。
また、大画面&大音量、暗い部屋で観る、ということから、グロさや怖さが増す可能性は、大です。
子どもと観るなら・・・
私の姪っ子たちは、既に前売りチケットを購入してます。
周りの子どもたちも、観に行くーと楽しみに教えてくれます。
ただ、この子たちは、アニメを何度も観ています。
アニメーションのグロさは、若干慣れているのかもしれません・・・
気になるのが、アニメも漫画も観ていなく、初めて見る!という子。
どうしても!!というのであれば、事前学習をオススメします。
グロさに慣れるというのもそうですが(そもそも、慣れるというのも、どうかなと思うわけですが)、ストーリーも、悲しくショックなものだからです。
ショックが大きいと、鬼滅で伝えている素敵なメッセージは、子どもたちに全く入っていかないからです。
子どもに伝えたいメッセージ
注)ここは、ネタバレ含みます
いろいろありますが、1つに絞って書きます。
人間は、老い、死ぬから美しい
今回のメインキャラクター煉獄さんは、鬼に、「鬼になれ」と誘われます。
醜く老いていくこと、鬼のように、傷を負ったら復活することもなく、死んでしまうからです。
ただ、煉獄さんは、人間は、老い、死ぬことも美しいことなんだ、と断ります。
人は、永遠の命を手に入れたくなるもの。
ですが、傷を負い、痛みを知り、老いていく。
一見、ネガティブにみえるところも受け入れるからこそ、強い、美しい。
子どもたちには、人間として生きている魅力を知ってもらいたい。
まとめ
私が思う鬼滅の刃の魅力は、生きるうえで支えになるような言葉がちりばめられていること。
そして、簡単に善悪で片付けない、あいまいな部分が存在すること。
だからこそ、考えさせられる。
子どもたちに、ここを伝えようとしても、理解しにくいと思います。
理解するには、ある程度の経験が必要だと思うからです。
ただ、大人が一緒に見て、大人が感じたことを伝えることはできますよね。
そして、子どもの感じたことを聞いて、対話してみてはいかがでしょうか?
子どもは、大人が思うよりずっと、いろいろなことを感じています。
それを言葉にすることで、理解が深まると思うんです。
グロい映画かもしれません。
ですが、子どもが見たがったら、工夫をして、一緒に楽しんでもらいたいな、と思います。