子どもが癇癪を起こしたときの対処法【動画あり】
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
イヤイヤ期の2歳児さん、言葉でうまく気持ちを言えない子どもたちは、
ぎゃーっと癇癪を起こすことがあるかもしれません。
どうしろって言うの!!とお手上げ状態になることありませんか?
なぜ、癇癪を起こすの?
伝えいたいこと、わかってほしいことがあるのに、うまく表現できない
うまく伝わらない、理解してもらえない
という場合に、大声で泣いたり、怒って叩いてきたりします。
5歳くらいになると自然と落ち着くそうです。
うちの姪っ子も、3,4歳の頃、よく癇癪を起こして大泣きしていました。
そのうち、どうしたらいいか、わからなくなる
子どもは、癇癪を起こし、大泣きしているうちに、わけがわからなくなることがあります。
自分でも、なぜ泣いていて、どうしたいのか、どうしたらいいのか、わからなくなってしまうのです。
そして、気持ちの切り替えがゆっくりの子の場合、なかなか泣き止まず困ってしまうことになるのです。
クールダウンできる時間、場所を
そんなときは、「どうしたいの?」と聞くよりも、
「落ち着いたら、教えてね」と、そっと見守るのです。
そうすると、自分で落ちきを取り戻していくのです。
時間は、かかるかもしれませんが、お互いに楽ですよね。
本人が自分でクールダウンできる時間、場所を作ってあげましょう。
保育園で、1歳児さんを担当しているとき、よく癇癪を起こす男の子(ちょうど2歳半くらい)がいました。
この子が癇癪を起こすと、
「〇〇ちゃん(他の子)のお手伝いしてくるから、落ち着いたら教えてね」
と声をかけ、その場をすっと離れていました。
その子は、しばらく泣きますが、徐々に泣き止み、
「せんせい、落ち着いたよ」
と来てくれます。
そこで、どうしたかったのかお話をするのです。
うまく気持ちを表現できない場合は、
「最後になっちゃったのが嫌だったの?」
など、いろいろ考えられることを聞いてみます。
そうすると、「うん」とか「ちがう」などと教えてくれます。
癇癪は、成長の証
癇癪は、自我が芽生え、自分でこうしたい、など想いがあるから起こすもの。
成長したということなんです!
多かれ少なかれ、みんなが通る道です。
本人の気持ちを尊重しながら、スムーズに乗り越えていきたいですよね。
子どもの成長する力を信頼して、時には、見守ることをして
乗り切りましょう♪