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2020-06-08

ベビーシッターにおける男性、女性

こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。

先日、ベビーシッターのマッチングサイトで、男性シッターの活動が停止されました。

男性シッターの活動を停止 男性は、性犯罪をおかしやすい!?

それについて、男性シッターさんたちのお話を伺うことができました!

先日、日本ホームチャイルドケア協会の意見交流会として開催したのですが、関西、中部、東京と様々なエリアから参加してくださいました。

今回の活動停止における対応、記事について、いろいろなご意見がありました。

その中で、やはりジェンダーについての話題も多かったです。

そこには、私が今まで気が付かなかった、男性ならではの想いがあったのです。

保育業界での男性

最近では、男性保育士さんも増えました。

しかし、保育士は、もともと保母さんと呼ばれていて、女性の仕事と認識されていたんです。

ですので、男性が保育、シッターのお仕事をすることは、なかなか受けいけられない風潮が残っているのも事実です。

例えば、

女の子の親に、「(男性の先生に、)おむつ替えしてもらいたくない」と言われたり。

お仕事をお願いされていたのに、男性とわかったとたん、断られたり。

女性の先生から、厳しい教育をされたり。

これは、保育、育児における歴史的背景、考え方が反映しているのでしょう。

女性が、保育、育児を担うという考え方。

保母、保育士の歴史

「保母」とは、1948年に生まれた資格で、「児童福祉施設で児童の保育に従事する女子を保母という」と定義されていました。そもそもは女性限定の仕事だったので「保母」という名称だったのです。

しかし、1977年に男性が保育者になることが法的に認められ、「保父」と呼ばれるようになりました。

その後、1999年には児童福祉法が改正され、男女の区別のない「保育士」という名称に変更されます。

さらに、2003年に児童福祉法が改正され、国家資格となりました。

保母としての歴史も、約70年

男性が保育者になってからの歴史は、約40年

まだまだ、歴史が浅いと言えるでしょう。

社会的に男性とは

今は、男女平等になったと言われています。

しかし、ある点で、男性が危機を感じていることがあるのです。

それは、性犯罪の冤罪をかけられたら。

よく痴漢として現行犯逮捕されたら、していないことを立証することが難しいと言われます。

映画にもなりましたよね。

「それでもボクはやってない」

そこには、男性は、性犯罪を犯しやすい、という認識があるのでしょう。

シッターにおける男性保育者

ベビーシッターは、マンツーマンのため、保育者と子どもだけ。

もし、子どもが「先生にパンツぬがされた」そう言われたら・・・

子どもの月齢にもよりますが、ちょっとした表現で誤解を生むこともあります。

ですので、常に、男性としての配慮を考えているそうです。

まとめ

男性シッターさんの話を聞いたことで、私、「女性として甘んじてるところがあった」と思ったのです。

ベビーシッターの仕事をできること、必要とされることも当たり前。

女性だから、という下駄をはかせてもらっていたのかもしれない。

そう気が付いたとき、何ができるのだろうか、と思いました。

そして、やっぱり性について、語る機会を増やしたい!

いろいろな性を理解することから始めたい、と思いました。

 

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