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2019-06-18

1時間1910円の補助!?2019年度 品川区認可外居宅訪問型保育事業(ベビーシッター)の保育料助成制度

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

待機児童向けにベビーシッター代を補助する事業(ベビーシッター利用料補助事業)は、東京都でも行われています。

現在、8区4市で実施されています詳しくは、こちら

これは、かなり画期的です!!

ですが、それをさらに上回る補助の制度を見つけました!

1時間あたり1910円!?

この数字、かなりインパクトがありますよね。

もし、お願いするベビーシッター会社が、1時間あたり1900円だとすると、実質利用料0円となります。

(シッター交通費は、別途必要です)

これは、かなり嬉しいですよね。

実は、東京都のベビーシッター利用料補助事業と補助金額は同じなんです!

違いは、利用者の負担額。

東京都のベビーシッター利用料補助事業では、負担額は1時間あたり250円。

一方、品川区の場合は、利用する会社によって異なるわけです。

さらに!

利用できるベビーシッター会社の選択肢が増える!んです。

東京都のベビーシッター利用料補助事業ですと、認定事業所となります。

現在、12事業者です。詳細は、こちら

ですが、品川区は、

(1) 対象事業者

次の要件を満たす事業者を利用する場合が対象となります。
(1)東京都に認可外保育施設の届出を行っている居宅訪問型保育事業を実施している区内の事業者
(2)(1)の要件を満たす東京都のホームページに掲載のある居宅訪問型保育事業を実施している区外の事業者

品川区HPより抜粋)

です。

届出を出している事業者であれば、いいわけです。

つまり、今まで利用していた会社へ、そのままお願いすることができます。

ただし、ベビーシッターとして働く人の要件もあります。

(2) ベビーシッターの要件

以下のいずれかの要件を満たすベビーシッターを利用した場合に、助成対象となります。
※ 利用するベビーシッターが要件を満たすかは、事業者にご確認ください。
(1) 東京都又はACSA(公益社団法人全国保育サービス協会、以下同じ)の居宅訪問型保育基礎研修修了者
(基礎研修は、平成27 年度以降、東京都又はACSA が実施したものに限る。)
(2) ACSA ベビーシッター養成(新任)研修+現任研修修了者
(3) ACSA の認定ベビーシッター資格保有者
(4) 子育て支援員専門研修(地域保育コース)修了者(子育て支援員研修は、東京都が実施するものに限らず対象とする。)
(5) 保育士資格保有者
(6) 東京都内の地域型の家庭的保育者(東京都が実施する家庭的保育者研修を修了し、区市町村が認定した地域型の家庭的保育者(退職者を含む。)を指す。)
(7) 看護師資格保有者

品川区HPより抜粋)

ということで、安心感はあるでしょう。

ただ、資格に、プラスして経験値がある方をお願いするようにすると、さらに安心です。

会社の立場として

東京都のベビーシッター利用料補助事業では、利用者は、250円で利用できます。

一方、会社は、2160円と250円の差額、1910円(消費税込)が収入になります。

ここには、ベビーシッターの人件費はもちろん、採用、研修費用などが含まれるわけです。

会社によっては、通常の利用料が、2000円以上、と言うケースも多いです。

そうすると、通常の事業より、収益が少ない、ことになります。

ある意味、収益を度外視して、貢献的な観点から認定事業者になっているところも、多いのではないかと思うのです。

ちなみに、弊社は、東京都への届け出はしていますが、認定事業者へのエントリーはしませんでした。

というのも、こじんまりと会員制で行っているため、会員さんにこの事業を利用する方がいなければ、エントリーする必要がないわけです。

ちょうど、3月に、待機児童のため、弊社を利用してくださっていたご家庭が、もしかすると待機児童のままかも、ということで、検討したことがありました。

今まで行っている人に、子どもも慣れているので、そのまま継続できることが、一番子どもの最善の利益を考えるといい、と思ったからです。

結果、入園が決まりましたので、エントリーはしませんでした。

安心とは?

利用する側から考えて、国、自治体が認可、認定、というお墨付きをくれていると安心ですよね。

自分で、選ぶにも、選ぶ目が育っていないままだと、正しい選択ができるかどうか、という不安もあるそうです。

ですが、自分で選びたい人が、認可、認定ではなく、この会社、この人がいい、と思った場合、補助金なしで利用することになります。

なんだか、これには違和感を感じてしまいます。

何を使うか、どこを利用するかは、個人にゆだねてもいい気がします。

ただ、そのためには、様々な情報を提供することが必要です。

今は、ベビーシッターに関して、その情報があまりに少なすぎると感じています。

まとめ

利用したい人が、利用したいときに、利用でき、安心して利用できる社会への道のりは、長いと思います。

ただ、確実に近づいていると感じています。

まず、ベビーシッターに関する、いろいろな情報を今以上に、お伝えしていきたいと思います!

 

 

 

 

 

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