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2018-12-20

理想のベビーシッター

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

最近、子ども、保護者にとっての理想のベビーシッターって、なんだろう??

と考えることが増えました。

そして、自分の理想が変化していることに気づいたのです。

ベビーシッター遍歴

私のベビーシッターデビューは、ベビーシッター会社に登録したことです。

その後、ベビーシッター会社で社員をし・・・

フリーランスでベビーシッターをし・・・

会社にして、仲間とベビーシッターをするようになったのです。

以前の理想

フリーランスでベビーシッターをしているとき、会社でシッターをしているときよりも、家族に寄り添うことができ、いい関係が築けていました。

ですので、フリーランスのベビーシッターが増えればいいのに!

そんな理想を持っていたのです。

とはいえ、懸念点は、何か不平・不満があったときに、穏便に話し合えるコミュニケーション能力がないと、トラブルになりやすかったり、利用者の泣き寝入りになってしまう危険性があるとは、思っていました。

その後、あることをきっかけに、

私の理想は、フリーランスベビーシッターから、

「チーム制ベビーシッター」に変化したのです。

変化のきっかけ

昨年、今年と「居宅訪問型保育者向け研修」の講師をさせていただきました。

この居宅訪問型保育は、2015年にスタートした子ども・子育て支援新制度において、地域型保育の一つに位置づけられている認可事業です。

いわゆる認可のベビーシッター。

この事業では、チーム制を推奨しています。

管理者および、コーディネーター、複数の保育者で1チームです。

(図は、参納作成)

これは、密室性が高いベビーシッターにとって、重要な組織図なのだと思います。

 

チーム制ベビーシッターの5つのメリット

①複数のシッターの視点で、子どもの最善の利益を考えられる。

つまり、偏った見方をしたり、偏った活動内容にならない、ということです。

②信頼できるシッターチームに頼めることで、安心で楽に!

複数の会社、フリーランスシッターと契約していると、自分で何箇所にも依頼をしなくてはならないです。

これって、意外と手間だと思うのです。

それが、チーム制であれば、一人の人(コーディネーター的な立場の人)に依頼すれば、誰かしらに頼める、そんな体制だと忙しいママ、パパたちの手間が軽減するのではないでしょうか。

③要望が言いやすい

面と向かって言いにくいことでも、第3者的立場の方がいると、伝えやすいです。

個人的には、どんなサービスも、三角の関係性があることが、高い質を保つために必要だと感じています。

④いざというときにも、サポートしやすい

兄弟が入院して、病院への付き添いのため、下の子を見てもらわなくなった、親が急に入院して、助けが必要になった、そんな事例に遭遇したことがあります。

こんなとき、子どもにとっても不安な状況ですよね。

親と離れることだけでも、不安なのに、全く知らない人が入れ替わり、立ち替わりくる、ってストレスで、情緒の安定の観点から、望ましい状況ではないでしょう。

ただ、こういうことは、急にやってきます。

ですので、フリーランス一人ですと、空いておらず、対応できない、ということが往々にしてあるでしょう。

ですが、チーム制により、複数のシッターが関わっていることで、対応できる可能性が上がるのです。

私の経験上、3~5人くらいのチームで1家庭をサポートできるといいな、と思っています。

⑤シッターの急な体調不良などにも対応しやすい

シッターも、人です。

体調不良になったり、急な身内の不幸に見舞われることがあります。

そんなとき、交代してくれる信頼できる人がいることは、シッターにとっても働きやすいですし、保護者にとっても、安心ですよね。

私がやっているチーム制ベビーシッター

私は、法人としてベビーシッターサービスをしております。

こじんまりと行っているため、完全紹介制です。

これは、大切な人の大切な人を全力でサポートしたい、そんな想いから、この形態をとることになりました。

保護者と、会社が契約をします。

そして、ご家庭をサポートできるシッターを複数想定して、お宅のサポートをさせていただきます。

ご希望日時、場所などによっては、難しいケースもありますが、なるべく、この体制をとれるように心がけています。

きっと、このチーム制ベビーシッターは、会社だからやりやすいんですよね。

フリーランスのシッターさん同士が一緒になってやるとしたら、まず、シッター料金などを整える必要が出てくるでしょう。

また、最終的な責任をとる人の存在が必要になります。

要は、他のシッターさんの責任も全部負う人が必要、ということです。

チームである以上、こういう存在は、必須です。

様々なハードルが存在すると思われますが、チーム制ベビーシッターに興味がある方がいらっしゃったら、一緒に作っていきませんか?

お気軽にお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。

 

 

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