toggle
2018-01-17

23年前の今日 阪神淡路大震災に想うこと

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

今日で、阪神淡路大震災から23年ですね。

当時、私は受験真っ只中の高校3年生。

岡山の実家で、初めて地震を体感したのです。

本当に怖かったです。

あの時、亡くなられた方々のご冥福をお祈りしています。

人生の分岐点

この年、受験生だったのですが、国立大学しか選択肢として考えていませんでした。

受験に失敗したら、浪人もできないので、就職という崖っぷち。

そんななかセンター試験で、大失敗!!

希望していた大学は、厳しいかも・・・ということで、ランクを下げて二次試験を受験することにしたのです。

このときは、あまりのショックで、食事ができませんでした。

(かなり図太い私、人生で、このときともう1度しか、こういうことはありません)

 

A判定が出たのが、島根大学と奈良教育大学。

奈良を選んだら、受験に行くのさえ、一苦労なんです。

このとき、新幹線は全面利用できませんでした。

行くとしたら、5,6時間かけて日本海側を電車で行くしかないのです。

ですが、結果、奈良を選んだのです。

島流しに合うような思いがして、南に下がるのは、絶対嫌だったのです。

(今なら、何をそんなこと、と思うのですが、18歳の私には一大事だったようです)

ですが、困難な状況で受験に行ったことは、かなり強烈な思い出です。

そして、自分で選んだ、という意識が強かった出来事でもあります。

何が起こるか、わからないのが人生

ありきたりですが、本当に何が起こるかわかりません。

ですが、この分岐点のおかげで、どんな辛いことがあったり、自分の意にそぐわないことがあっても、最終的には自分のためになる。と思えるようになったのです。

今は、奈良に行ってよかったと思っています。

この時の選択がなければ、今とはまるで違った人生だったことでしょう。

すべて意味があったのだと。

生きてるだけで、丸儲け

確か、明石家さんまさんが、言われていたと思うのですが、本当に、そうだ!と思うのです。

最近、子どもの自殺が増えているようです。

10-14歳の子どもの死亡原因3位が自殺なんです。

15歳以上の子どもの場合、1位です。

(厚生労働省の人口動態統計年報 主要統計表より)

なんとも、悲しい現実ですよね。

生まれてきたこと、生きていることも奇跡的なことだと思うのです。

子どもと関わるすべての人に伝えたいこと

たくさんあるのですが、特に伝えたいことは、

子どもの存在そのものを受け入れ、愛してください

ということ。

そうすることで、子どもたちは、自分も人も大切にすることができるようになります。

大切に思われていたら、自ら命を断とうと思ったとしても、ブレーキがかかるはずです。

子どもは、宝。

健やかな成長を応援したいものです。

 

関連記事