絵本は、どこから読む?
こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
先日、ベビーシッター仲間と食事をしているときに出た話題です。
絵本は、どこから読む?
みなさんは、どこから読んでいますか?
表紙?
背表紙?
子どもの好きなところ?
いろいろな意見があると思います。
私は、保育園など集団に向けて読む際は、表紙から読んでいます。
ですが、シッター先になど子どもと一緒に読むときは、子どもの好きなところから読みます。
ページをめくるペースも、子どもに任せます。
時々、読み終わってないのに、めくられることもあります(笑)
ですが、それでいいのです。
読むときのポイント
1.表紙から読まなくてもいい
表紙には、その絵本の答えが描かれていることが多いそうです。
ですので、表紙から読まないほうが、子どもの想像力をかきたてるそうです。
2.たんたんと読む
抑揚をつけたり、読み手の感情を言葉にしたりしないで、たんたんと読むことです。
これにより、子どもそれぞれの自由な感じ方ができるそうです。
3.考え、味わう間を。
絵本を聞きながら、考えたり、感じた気持ちを味わう間が大切だそうです。
読み終わることに注力せず、じっくり味わい、楽しめる環境は大切ですね。
4.質問しない
どこに行ったのかな?
など、質問をしないほうがいいときもあるそうです。
質問され、答える行為は、絵本の世界にのめり込みことを妨げるからだそうです。
5.子どもの顔を見すぎない
集団に向けて読む際は、子どもたちの前で絵本を読みます。
読み手は、文字を読んでいる間は、絵本を見ていますが、ページをめくるタイミングなど、時々、子どもの表情を確認するために、見ます。
反応を見ながら、読み進めることも大事ですが、見られている、と感じることで、絵本の世界にのめり込むことを中断させてしまうそうです。
シッターって、ラッキー♪
絵本を読むことは、奥深いですね。
実は、ベビーシッターは、基本的にマンツーマンなので、子どもが、膝の上座ったり、横に座ったりして読みます。
子どものペースに合わせられます。
じっくり絵本を楽しむことを伴走するイメージでしょうか。
そう思うと、なんとも子どものために大切なことを実践しやすい環境だということです。
集団よりも、シッターをしている方が悩みが少ないのは、こういうところが影響しているのだと思いました!
本当に、ベビーシッターって、素敵なお仕事です♪