保育園デビュー前の心構え
こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
桜が咲き始めましたね!
新生活がスタートする方は、わくわく、ドキドキとされていることでしょう。
そんなママたちに、ぜひ知ってもらいたいことをお伝えしたいと思っています。
初めて預けられる子どもの反応 3タイプ
1.ギャン泣き
ひたすら、泣きます。
「ママがいい~」と泣かれると後ろ髪ひかれますよね。
2.ぐっと我慢する
泣きたいんだけど、我慢する子もいます。
頑張っている姿、切なくなりますよね。
3.ケロっとしている
ちょっと拍子抜けしてしまうくらい、泣かない子もいます。
数日経って、ママがいなくなうことを認識して泣く子もいます。
そのまま、泣くことない子もいます。
はじめての社会
このような3タイプに分けてみましたが、子ども一人一人、反応が違います。
ですが、子どもたちにとって、大切な初めての社会デビューなんです。
いつかは、ママ、パパから離れて独り立ちします。
それが、いつなのか。
たまたま、1歳の時からもしれません。3歳かもしれません。
人それぞれです。
心掛けてほしい3つのこと
4月の保育園は、すさまじい状況です。
1歳児の担任をしていた頃、ひたすらおんぶをしていた子がいます。
それも、背中であばれるので、毎日背中が痛かったことを思い出します。
その子は1週間後、慣れました。
1週間、飲まず食わずの子もいました。
でも、その後、すっかり慣れました。
そう、いつかは慣れるのです。
1.「ごめんね」ではなく、「楽しんで!」
罪悪感を感じる方もいるかもしれません。
つい、「ごめんね」と言ってしまうかもしれませんが、言われた子どもは、どう思うと思いますか?
謝られるようなことをされている
→「僕は、かわいそうな子どもなんだ」
預けられることは、かわいそうなことではないんです。
新しい世界、人との出会いがあるんです。
その楽しさ、わくわくを伝えてあげてください。
子どもに、ママ、パパの気持ちが伝染するものです。
2.先生に託したら、さっと出かける
泣かれると特に、その場から立ち去りずづらくなりますよね。
ですが、笑顔でさっと出かけてください。
実は、ママ、パパと別れたあとの泣き止むまでの時間が、ママがどのくらいで出かけたかに関わってくるんです。
さっと出かけたママ、パパの子の方が、早く落ち着きます。
一方、なかなか出かけなかったママ、パパの子は、泣き止むのに時間がかかります。
さっと出かけられると、ママ、パパが相手を信用している、と察するのではないか、と思うのです。
大好きな、ママ、パパが信頼している人なら、信頼できるかな、そんな気持ちになるのではないでしょうか。
3.お迎えの後は、たっぷりハグして!
子どもたちは、大好きなママ、パパと離れて、新しい環境で過ごし、頑張ったのです。
いつも以上に甘えん坊になっていると感じることもあるでしょう。
頑張った分、甘えたいんです。
ですので、ぜひたくさん、ハグしたり、スキンシップをとってあげてください。
まとめ
子どもを預けることは、ママ、パパにとっても、大きな出来事です。
罪悪感を感じることが悪いわけでもないです。
逆に感じないといけないものでもないです。
そのとき、感じた気持ちを大切にしつつ、お互いにとっていい選択をしてもらえるといいな、と思います。