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2018-07-28

ベビーシッター 7つのタイプ

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

ベビーシッターと一口に言っても、様々なタイプがあります。

ですが、ひっくるめてベビーシッターと呼ばれているため、ベビーシッターが何をしてくれる人なのか、とてもわかりにくくなっています。

ということで、私なりに7つのタイプにまとめてみました。

1.家政婦タイプ

家事をメインでやってくれて、そこにたまたま子どもがいる、というようなタイプ。

ですので、子どものお世話が必要になったときにする、というイメージです。

以前、これをやっていた人に聞いた話ですが、家事に夢中になっていたら、子どもが勝手に鍵を開けて外に出て行ってしまった事例があるとのことでした。

小学生中学年、高学年など、とにかく大人が家にいてほしい、という場合には、いいかもしれませんね。

2.お友達タイプ

思いっきり遊んでくれるお兄さん、お姉さんタイプ。

学生さんのようなイメージでしょうか。

子どもに関する専門的なことを学んでいる人もいるかもしれませんが、そうでない場合もあるでしょう。

専門的な知識とかを求めず、とくかく子どもと思いっきり遊んでほしい!という方にはいいでしょう。

3.養護タイプ

食事、排泄、睡眠などを中心としたお世話をメインでやってくれるタイプ。

子育て経験者で、ベビーシッターをされている方が多いイメージです。

ですので、子育ての価値観は、その人の価値観に合わせざるおえないところがあります。

あまり細かい要望がなく、可愛がってくれればいい、という方にはいいでしょう。

4.教育タイプ

いわゆる家庭教師タイプ。

子どもにとっては、遊び、というよりお勉強というイメージでしょう。

また、様々なメソッドを用いて何かをする、という教育的要素が強いタイプです。

とにかく、お勉強をさせてたい方向けでしょう。

5.養護+教育タイプ

3と4の両方を持ち合わせているタイプ。

子どもの発達段階を学び、個々の段階、興味、意欲などに基づいて環境設定、声かけなどができる人でしょう。

このタイプは、無理に勉強させる、というよりあそびの中で様々なことを学び、学ぶ意欲を育ててくれます。

子どもをのびのびと、でも大切な時期に適切な対応をしてもらいたいと考えている方向けでしょう。

6.包括的支援タイプ

5のタイプに、保護者のサポートもしようというカウンセリングマインドを持ったタイプです。

子育て家庭の背景なども知ったうえで、子どもに関する専門知識だけではなく、心理学なども学んでいる人です。

子どものお世話にも、限定的なことがなく、送迎や入浴など限りなく育児に近いサポートをしてくれるでしょう。

単に子どものお世話だけではなく、子育てに関することを一緒に考えてくれるチームの一員のような人を求めている方向けでしょう。

7.専門職タイプ

子どもが病気のとき(病児)や医療的ケアが必要など、より専門的なサポートをしてくれるタイプです。

子どもの発達段階などの知識のほかに、医療的な知識、経験を持ち合わせている人です。

最近、このタイプのニーズが高まっていると感じています。

まとめ

いろいろなケースを考えて分類してみましたが、この中に入れ込めなかったようなこともあります。

また、はっきり区別できるものでもないと感じました。

ですが、参考になればと思っています。

 

どのタイプがいい、悪いということはありません。

利用される方が、どんなニーズを持っているのかを明確にし、そのニーズに合わせた人を利用することが満足度アップにつながるでしょう。

また、利用料金についても、明確な根拠はありません。

全部をまとめて相場1時間2000円くらい、と言われます。

ですので、料金が高いから専門性が高い人、という見分け方もできない状況です。

迷ったら、面談の際にあなたは、どのタイプですか?

と聞いてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

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