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2019-09-25

こわ~い!?絵本 エドワード・ゴーリー

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

最近、オリラジの中田さんがやっているYou Tube大学の動画を見ています。

その中で、つい人に言いたくなる動画がありました。

残酷な絵本作家!?

「絵本といえば、夢があり、楽しいもの」そんなイメージがあったので、「残酷」という言葉と結び付けられませんでした・・・

でも、動画を見ると、絵本で、こんなテーマなの??

と衝撃を受けたのです。

ここで、紹介されている絵本は、

「不幸な子供」

「ギャシュリークラムのちびっ子たち」

「おぞましい二人」

「ウエスト・ウィング」

「思い出した訪問」

どんなに残酷な話なの??

絵本のタイトルも、なんだか残酷なニオイがしたり、絵も、おどろおどろしさを感じたり・・・

どんな話なの?と興味がわきますよね。

ここでは、3冊について、ご紹介します。

「不幸な子供」

は、ある少女の不幸な人生が描かれています。

父親がなくなり、それを悲しんだ母親がなくなり、寄宿舎に入れられます。

でも、そこでいじめにあい、逃げ出すと、売り飛ばされ、過酷な労働をしいられ・・・

そこから逃げ出したところ、ひかれてしまいます。

なんと、それが本当は生きていた父親だったんです。

小公女のパロディだそうですが、壮絶な話ですよね。

「ギャシュリークラムのちびっ子たち」

これは、アルファベッドのA-Zの頭文字の子どもの死に様を描いた絵本。

「おぞましい二人」

かなりの問題作と言われています。

イギリスであった実話をもとにした連続殺人犯の夫婦の話。

子どもの頃、二人がであったこと、殺人を犯すことが描かれています。

ゴーリーが、この本を出版したことで、バッシングを受けたり、ファンが、かなり離れていったのだとか。

ちなみに、日本で、この本を出版するかどうか、慎重にリサーチされたんだそうdせう。

しかし、意外にも反対意見が少なかったということです。

これも、意外ですよね。

翻訳された方のインタビューが参考になりました!

このゴーリーの世界をどう理解したらいいのか。

私の中で、思考停止状態でした。

そこで、参考になったのが、翻訳された柴田元幸さんのインタビュー記事。

記事は、こちら

まとめ

ゴーリーには、日本でもファンがたくさんいるそうです。

私には、ゴーリーの良さがあまり理解できていないところが多々あるのですが・・・

絵本を読んで、どう受け止めるかは、その人次第。

残酷だから悪。

人殺しだから悪。

そんな単純な話ではなく、もっと人間というか、人生というか、そんな深いところを描いているのかな、と思いました。

光があたることろには、必ず影ができるように、光と闇はセット。

子どもにも純粋さがあるけれど、残酷な部分もありますよね。

この一見、間逆なものをセット。これは、この世界の普遍的な原則のような気がします。

そう思うと、ゴーリーの絵本があることに、大きな意味があるんだろうな、と思いました。

 

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