【100人インタビュープロジェクトVol.11】大手ベビーシッター会社登録シッターAさん
こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
100人インタビュープロジェクト11人目は、
大手ベビーシッター会社に登録するAさん。
現在、ベビーシッターを始めて8年くらいになるそうです。
周りに、フリーランスで働くシッターさんが多いので、私にとって、ベビーシッター会社に登録して働く方のご意見も、とても貴重でした!
ベビーシッターになられたきっかけは、何ですか?
「歯科医院に勤めていたのですが、そのとき子どもと接することがあり、かわいいな~と思っていました。
その歯科が閉院したことをきっかけに、ベビーシッターになりました。」
ずっとベビーシッター会社に登録されているのですか?
今のところが3社目だそうです。
会社をうつられたのにも、いろいろご事情があったそうです。
最初の会社は、数回伺ったお宅と会社がトラブルになり、事情を聞かれた経験があるとのこと。
このことがあり、他に移られたそうです。
ベビーシッターって、なかなか問題が起こっても、表面化しずらいんですよね。
この件を聞いて、私もヒヤッとしました。
2社目は、アットホームな会社だったそうです。
シッターのことを大切に考えてくれるキャッチフレーズに惹かれて、選ばれたそうです。
ですが、あるとき、小さなミスを犯されたとのこと。
それを保護者に伝える前に、会社に報告すると、だまっておいて、と言われたそうです。
どんな小さいことでも、保護者に伝えたい、と思ったAさんは、退社することにされました。
3社目は、誰もが知る大手だそうです。
ここは、0歳さんのお仕事がいっぱいあると聞いて、入られたそうです。
1社目で、トラブルがあったのが、大きいお子さんのご家庭だったことから、大きい子ではなく、小さい子のお世話をしたい、と思うようになられたそうです。
今も、0歳さんのお仕事メインで受けてらっしゃるのだとか。
この会社は、研修もあり、お仕事しやすいそうです。
ベビーシッターが働いやすい環境って、何なのかを考えるいいきっかけになりました。
第二のおうち
Aさん、近所のお宅のお子さんを個人契約でお預かりもしているそうです。
保育園の送迎、ご両親の出張中などは、Aさんのご自宅でお泊りでお預かりをしているそうです。
お子さんにとっては、とても安心できる環境なんでしょうね。
とっても素敵な関係だな~と思いました。
ですが、これって、ベビーシッター??
一時預かり??
そんな素朴な疑問が浮かんできました。
制度的なところに当てはまらない気がしますが、こういう場所があるのは、保護者にとって、安心できますよね。
まとめ
「趣味と実益を兼ねてやっているんです」
と楽しそうに、子どもたちとのエピソードを話してくださったAさん。
もちろん、子どもの最善の利益を!子どもたちの発達を!なんて、いろいろ専門的に考えていくことも大切です。
ですが、わが子のようにかわいい~と愛する気持ちが何よりも大切なんだろうな、と思いました。