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2019-03-12

3.11に思ったこと

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

2011年3月11日に東日本大震災が起こってから8年が経ちました。

そんな昨日、いろいろなことを思い出しながら一日を過ごしました。

 

震災後、避難してきたご家庭にベビーシッターとして伺う経験をさせていただきました。

子どもたちの心の傷、葛藤などを目の当たりにし、いろいろ考えさせられました。

とはいえ、継続的に何か支援をしてきたとは言えません。

そんなことでいいのか?そんなことをふと思ったのですが、活動している人たちを応援することだって、大切なことかもしれない、と思ったのです。

和紙キャンドルガーデン

昨日、ミッドタウンで、和紙キャンドルガーデンというイベントがありました。

17時過ぎに、ふらーっと立ち寄ってみました。

芝生広場には、東北3県の方々の想いがこもった約2,500個のメッセージを和紙キャンドルが灯されていました。

また、被災地支援をしている大学の学生団体がブースを出していました。

そこで、一生懸命に活動を話してくれる学生さんたちに出逢ったのです。

僕らの夏休みProjectのみなさん。

なんと震災翌日の2011年3月12日から活動されているとのこと。

しすて、18大学も参加しているそうです!

笑顔の写真がたくさん貼られたカップが、とても印象的でした。

(実は、プランターだとか。素敵なアイディアですよね)

子どもたちに近い、お兄さん、お姉さんと接することで、子どもたちが笑顔になり、地域の人たちも笑顔になる。

「今度、子どもたちの卒業式に合わせて行くんです」

と嬉しそうに話してくれた彼女が印象的でした。

年が近い大学生だからできることを全力でされている感じが、とてもかっこよかったです。

私も大学時代、児童文化部というクラブに所属しており、夏休みに、過疎の地域の小学校に訪問していたことを思い出しました。

思いっきり子どもたちと遊んだ経験が、今のベビーシッターという仕事にも、とても生きていると感じています。

東北生活文化大学のみなさんは、版画で作ったトートバックを販売されていました。

全額寄付されるとのことで、ほっこり気分になるこちらを購入しました!

手をつないで、前を向いている、そんな絵柄に力をもらいました~。

まとめ

今も、震災を忘れないように活動してくれている人がいることは、ありがたいな、と思います。

東京にも、いつ来るかわからない中、備えることを常に意識させてくれます。

ベビーシッターという子どもの命を預かる仕事をしていて、何をどうするのかいいのか、手探りなところも多いです。

保育園のように、毎日登園するわけでもなく、たった1回2時間だけ、という場合もあるのです。

それも、シッターにとって慣れ親しんだ場所ではなく、子どものおうち。

懐中電灯がどこにあるかすら知らないケースもあります。

ですが、日頃から避難経路を確認する、子どもと地震が起きたときに、どうするかを話し合ってみる、などいろいろなことができるんですよね。

個人的には、ベビーシッターを利用している方と、預けているときに、地震が起こったら?そんなことを話し合える場を作りたいなと思っています。

子どもたちの命を災害から守るためにできること、一つずつ実践していきたいな、と思います。

 

 

 

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