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2018-02-05

ヒヤリハット研究部

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

私が代表を務めている「ベビーシッターを考える会」で、新たな試みとして「ヒヤリハット研究部」を立ち上げることにしました。

ベビーシッターは、ご家庭でのシッティングということで、環境整備は大変難しい点でもあります。

そんな中でのシッティングで、ヒヤッとしたことが多々あります。

そういう小さなひやっとを持ち寄り、改善点を検討しあい、データをためていきたいと思っています。

これは、ベビーシッターをする人たちだけでなく、子育てをしている親御さんにも役立つものになることでしょう。

不定期ですが、定期的に開催したいと思っています。

そして、昨日は、ベビーシッターを考える会の「ヒヤリハット研究部」記念すべき第1回目でした。

ヒヤリハットへのイメージを伺い、どういう場であれば学びが深まり、より安全なシッティングが行えるのか、ということを話し合いました。

ヒヤリハットとは

「ヒヤリハット」というのは、事故にならなかったけれど、ひやっとした出来事のことを言います。

ハインリッヒの法則でいくと、300のひやりはっとを見つけ、対処していくことで、29の軽度な事故を防ぐことができのです。

さらに、それをすることで、1つの重大な事故を防ぐことができる、と言われています。

持ち寄ることへの抵抗感

①勘違い

実は、ヒヤリハットのことを誤解している人が多いんです。

ヒヤリハットはないほうがいい、という勘違いです。

ない、ということは、安全への感度が低い。とも言い換えられるんです。

安全の感度が低いと、子どもが安全に過ごす環境づくりができない、ということです。

ですが、どこか自分が悪いことをしているような思い込みがあるようです。

②無意識化

普段から言葉にしていないと、すぐにアウトプットしにくいのです。

「わかっている」と「人に伝える」「実行できる」は、別物なのです。

言語化することは、とても重要、ということですね。

まず、はじめに

何をするといいのかを考えてみました。

まず、今まであった事故事例について話すことで、自分の中にある安全意識を

言語化したいと思っています。

例えば、園庭で遊んでいた1歳児の男の子が、園庭で育てていたミニトマトをとって食べ、のどに詰まらせなくなってしまった事故について考えてみることです。

食事中であれば、必ず誤嚥に気を付けることですが、戸外では、まさか!という思いになりますよね。

今までの事例を知ることで、自分の無意識化にあるものを言語化し、さらに安全な環境づくりができるようになると思うのです。

第2回 ヒヤリハット研究部のご案内

そんな第1回目を受けまして、2回目は事故事例をもとにディスカッションをしていきたいと思います。

◆日時 2月15日(木)19:00-20:30

おなかがすく時間帯なので、食事を持参していただいても大丈夫です。
(途中参加、途中退出OK)

◆場所 ウィメンズプラザ1階 フリースペース
アクセス
◆参加費 会員 無料
会員外 500円

参加をご希望の方は、bkksitter@gmail.comへメールくださいませ。

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