噴水には、ご用心!
GW、とっても天気がよく、日中は、暑いくらいでしたよね。
そうすると、水遊びをしたくなるもの。
よく公園などで、水遊びをする子どもたちを目にします。
ですが、実は、噴水で子どもの事故が発生していること
ご存知ですか?
2017年5月1日の新聞にこんな記事がありました。
女児の父親によると、女児は昨年6月、大阪市西区の靱(うつぼ)公園内にある人工池(深さ約20センチ)で父親とともに遊んでいた。池には、数十秒間隔で水柱を作る噴水があった。他にも20人くらいの子どもが池に入っていたという。
女児はパンツ姿で、水中にある噴き出し口をまたぐようにしてしゃがんだ。その直後、水が噴出。女児は「痛い!」と叫び、股を閉じて泣き始めた。下半身から出血していた。
父親と近くにいた母親は女児を連れて急いで近くの病院へ。この病院では止血できず、別の病院へ救急搬送された。女児は止血手術を受け、4日間入院した。
手術をした病院によると、パンツはやぶけておらず、傷は体の表面ではなく体内だった。体内から小石などの異物も見つからなかったことから、水流による傷と判断した。
水で大怪我するの?
誰もがそんなふうに思われたかもしれません。
こういう、そんなことで怪我を!!ということが意外と多いようです。
ベビーシッターは、事故に敏感!
ベビーシッターという職業柄、こういう事故には、
とっても敏感なんです。
というのは、保育園、幼稚園のように整備された空間での保育ばかり
ではないからです。
ご自宅、もしくは公園などでの保育となりますと、どこに危険が潜んでいるか
わかりません。
ですので、こういう知識を入れながら、危険な箇所を把握することは、
とても重要な仕事の一つです。
事故について学ぼう!
「傷害速報」というHPに、さまざまな事故例が掲載されています。
歯ブラシによる事故、フード付きパーカーによる事故など、
ぞっとするものがたくさんあります。
シッター会社によっては、ハミガキは、しません。というところがあります。
これは、歯ブラシによる事故のリスクを考えてのことでしょう。
これくらい大丈夫、今まで、そんなことがなかったから。
そんな気持ちではなく、何があるかわからない、きちんとリスク管理を
していきたいものです。