ベビーシッターに意外に多い〇〇と○○な時間!?
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
最近、一日の動きを見える化しようと、やったことを書き留めています。
そうすると、漠然と思っていたけれど、明確になったことがあります。
それは、移動時間と待ち時間が多い、ということ。
移動時間
これはシッティングのために、自宅からシッティング先までの移動時間のことです。
もしくは、シッティング先から次のシッティング先への移動時間のことです。
私は、新宿区、港区、世田谷区、目黒区、中央区など比較的近いところが多いのですが、それでも、だいたい1時間ほど移動時間に割いています。
2時間のシッティングの時も、約1時間の移動。
往復で約2時間。
実は、帰りのほうが短時間になります。
それには、からくりが・・・
待ち時間
シッティング先には、遅れないように早めに行きます。
初めてのお宅であれば、30分ほど早く着くようにしています。
迷ってしまっても、遅れないようにするためです。
行きなれている場合でも、電車が遅延したりする可能性もあるため、10分から15分ほど前には到着できるようにしています。
そうすると、到着してからシッティング先の近辺で、時間をつぶすことになります。
これが、待ち時間。
行きには、これがありますが、帰りにはこれがないため、移動時間短縮につながっているのです。
また、1日に2,3本のシッティング依頼がある際、シッティングとシッティングの間に数時間の待ち時間が発生することがあります。
いったん、帰るには時間が足りない・・・
そういうときは、カフェなどで時間をつぶす(過ごす)ことになります。
移動時間の捉え方
さて、みなさんは、ここまで読まれてどういう印象を持たれましたか?
仕事に行くための移動時間は、通勤している人なら当然発生することです。
ですので、約1時間は、当たり前。と思われるかもしれません。
例えば、事務職の方。
片道1時間、往復2時間の移動時間で8時間仕事をし、プラス1時間の休憩がある、とします。
これに対して、ベビーシッターは、2時間の勤務のために2時間の移動時間。
他の仕事に比べ、移動時間の割合が大きいことがわかります。
2時間は、時給が発生しますが、移動時間の2時間は、無給です。
なんだか、割りに合わないね。
そんな気持ちになられた方もいらっしゃるかもしれません。
確かに、ベビーシッターの中にも、割に合わないので、2時間のお仕事は嫌。
最低3時間はないと・・・
という人もいます。
ですので、ベビーシッター会社にも、3時間が最低対応時間となっているところもあるのです。
移動時間は、仕事?自由時間?
2時間の仕事のために2時間の移動時間。
これをどう捉えるかは、移動時間が仕事に関連する時間と捉えるのか、それとも自由時間と捉えるのかで、変わってくると思うのです。
移動時間を仕事としてとらえると、
移動時間が多くて、実働が少ないと、収入が少ないわりに疲れる・・・
と感じてしまいます。
ですが、自由時間と捉えると
本も読めるし、メールチェックもできるし、ブログだって書けちゃう!
有効活用しれば、無駄な時間になっていると感じないでしょう。
待ち時間についても、同様です。
捉え方で、幸福度が変わる!?
私自身、移動時間が多くて、疲れた・・・
と思うこともあります。
移動するのって、意外と疲れますよね。
特に満員電車は・・・
ですが、移動時間、待ち時間には、リミットがあるため、集中力が半端ないんです。
ズバリ、「ケツカッチン仕事術」
これを実践すれば、移動時間、待ち時間がすばらいい時間に変化するのです!!
詳しく知りたい方は、樺沢紫苑先生の「神・時間術」をお読みください。
ざっくり言うと、おしり、つまり終わりが決まっているから、なんとか終わらせよう!と効率があがる、ということです。
メールチェックも、さくさくできます。
勉強会に必要な資料をスマホでチェックしたり、ブログを書いたり。
有効活用できます。
最近は、1,2分という中途半端な待ち時間を有効に活用する術を模索しています(笑)
最後に
捉え方次第と書きましたが、ベビーシッターという働き方は、依頼主によるところが大きいです。
もし、依頼主に「仕事なんだから、通勤時間が1時間や2時間でも、私には関係ない」と思われたとしたら、悲しくなってしまします。(これは、本音)
確かに好きでこの仕事を選んでいる人がほとんどだと思うですが、ベビーシッターにもいろいろ悩みがあるんです。
少し、現状を知ってもらえたら嬉しいな、と思います。