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2020-10-27

『ふたりぱぱ』命、家族について想うこと

こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。

今日の一冊は、こちら

『ふたりぱぱ:ゲイカップル、代理母出産(サロガシー)の旅に出る 』

みっつん (著), 小野春 (イラスト)

こんな人にオススメ

・子どもに関わる人

・保護者に関わる人

・出産経験のない人(男性、女性ともに)

・様々な家族の在り方に興味がある人

などなど

オススメのポイント3つ

①代理母出産について

代理母出産って??

そもそも、そこからだったのですが、合法化されている国、価値観が様々でした。

たとえ、合法化されていたとしても、商業的に、女性が出産することがお金儲けになってはいけない、そんな背景が感じられました。

出産ということは、人間にとって、とても尊いことだという考え方が根本にあるのかな、と思いました。

ただ、出産することと同じくらい、子どもを育てることも尊いと思われていると感じました。

②自分も旅をしている感覚になる

私自身、出産経験がありません。

ですので、サロガシーという形で、出産までの流れが、まるで自分のことのように入ってくるのです。

実は、出産って、とてもプライベートなことのようだけれど、どんなことがあり、どんな気持ちの動きがあるのか、そんなことを知ることで命に対する想いが、以前より、より輝かしいものになった気がします。

ですから、出産経験のない男性も、ぜひ読んでほしい!と思いました。

③たくさんの人の想いがつないだ命

ふたりぱぱが授かった子は、いろんな人たちの想いの結晶なんです。

卵子提供者、代理母、そして、ふたりのぱぱ。

だれもが、子どもを待ち望み、生まれたあと、大切に愛おしく思う。

なんて、すばらしいんでしょう!!

思わず、号泣してしまいました。

この子に対して、心ないことを言う人もいると思うんです。

ですが、愛情たっぷりに生まれた子だから、大丈夫。そんな気持ちがあふれてきました。

まとめ

ある意味、サロガシーは、命を操作している、人工的と捉えることもできます。

私自身、姪っ子が産まれるまで、体外受精にも違和感を覚えていました。

ですが、2人の姪っ子は、体外受精で生まれました。

生まれたとき、その方法がどうであれ、嬉しかったですし、尊いと感じました。

どんな道のりを経ても、この世に生まれた命は、とてもすばらしい存在なんですよね。

そして、さまざまな家族のカタチがある。

ベビーシッターは、ご家庭に入りサポートします。

家族のカタチに敏感でいたいし、どのカタチにもあるすばらしいところを見つけていければいいな、と思いました。

 

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