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2020-10-14

運営状況報告書にある「児童表」って??

こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。

ベビーシッターは、年1回運営状況報告書を提出する義務があります。

東京都の場合、毎年10月1日を基準日にして、記入することになっています。

毎年、記入が難しいーというお声を聞くので、日本ホームチャイルドケア協会で、一緒に書こう!という会を開催しました!

そのなかで、これって??という話題になった項目をご紹介します。

児童票

(運営状況報告(別記第4号様式の3(1)(居宅訪問型保育事業者用)より抜粋

ダウンロードは、こちら

そもそも、児童票って??

保育園に勤務したいた方なら、聞き慣れているでしょう。

ただ、訪問保育、ベビーシッターでは、聞き慣れないワードですよね。

特に、この書式でなくてはならない、というものがないようです。

そのため、保育所でも、各園独自の書式があるそうです。

とてもわかりやすく、まとめられていたHPをご紹介しますね。

児童票とは、児童の在籍記録、成長過程、保育経過等を記録したもので、次のような記載が想定されます。

  • 在籍・生活圏に係る記録(家族構成・住所・住居環境・かかりつけ医・緊急連絡先・生育歴等)
  • 健康に係る記録(健診結果・予防接種記入欄・罹患状況・出席状況等)
  • 発達状況に係る記録(運動発達・人間関係・知的好奇心の状況・感性・表現力・生活習慣等)
  • 家庭との連携等

また、利用に際しては、児童の家族構成やかかりつけ医、アレルギーの有無、成長過程など、保護者から必要な情報を得ることが必要です。              (越谷市HPより抜粋)

越谷市のHPでは、以下のように、まとめられていました。

たくさん!!

ですが、つまり、児童票は、子どもの家庭環境、健康、発達段階などを把握し、よりよい保育を行うためにある書類ということですね。

ちなみに、届出の際、上記の画像に書かれている「家庭状況」「既往症」「健康状況」「成長記録」「健康診断記録」などについて、記入されているものであれば、名称は異なっても、児童票 「有」にチェックをして大丈夫だそうです。

ベビーシッターの場合

ベビーシッターの場合、「児童票」という呼び名よりも、「ヒヤリングシート」という方が、イメージつきやすそうですね。

ちなみに、弊社では、「登録シート」と読んでおります。

エクセルで4ページ。

保護者の方に初回にご記入いただき、年1回更新してもらっています。

まとめ

保育所とベビーシッターの大きな違いは、利用頻度。

利用頻度が低いのに、たくさんのことを聞くのは・・・書くのは・・・

そういう想いが前提にあるように思います。

ですが、子どもの最善の利益を守っていくうえでは、とても大切な情報なんですよね。

どんな項目が必要なのか??

継続的にご利用されるご家庭、スポットで数回のみ利用されるご家庭と、わけてもいいのかもしれません。

そんなことを考えて、改めて、必要項目をまとめてみたいと思います。

 

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