運営状況報告書にある「児童表」って??
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
ベビーシッターは、年1回運営状況報告書を提出する義務があります。
東京都の場合、毎年10月1日を基準日にして、記入することになっています。
毎年、記入が難しいーというお声を聞くので、日本ホームチャイルドケア協会で、一緒に書こう!という会を開催しました!
そのなかで、これって??という話題になった項目をご紹介します。
児童票
(運営状況報告(別記第4号様式の3(1)(居宅訪問型保育事業者用)より抜粋
ダウンロードは、こちら)
そもそも、児童票って??
保育園に勤務したいた方なら、聞き慣れているでしょう。
ただ、訪問保育、ベビーシッターでは、聞き慣れないワードですよね。
特に、この書式でなくてはならない、というものがないようです。
そのため、保育所でも、各園独自の書式があるそうです。
とてもわかりやすく、まとめられていたHPをご紹介しますね。
児童票とは、児童の在籍記録、成長過程、保育経過等を記録したもので、次のような記載が想定されます。
- 在籍・生活圏に係る記録(家族構成・住所・住居環境・かかりつけ医・緊急連絡先・生育歴等)
- 健康に係る記録(健診結果・予防接種記入欄・罹患状況・出席状況等)
- 発達状況に係る記録(運動発達・人間関係・知的好奇心の状況・感性・表現力・生活習慣等)
- 家庭との連携等
また、利用に際しては、児童の家族構成やかかりつけ医、アレルギーの有無、成長過程など、保護者から必要な情報を得ることが必要です。 (越谷市HPより抜粋)
越谷市のHPでは、以下のように、まとめられていました。
たくさん!!
ですが、つまり、児童票は、子どもの家庭環境、健康、発達段階などを把握し、よりよい保育を行うためにある書類ということですね。
ちなみに、届出の際、上記の画像に書かれている「家庭状況」「既往症」「健康状況」「成長記録」「健康診断記録」などについて、記入されているものであれば、名称は異なっても、児童票 「有」にチェックをして大丈夫だそうです。
ベビーシッターの場合
ベビーシッターの場合、「児童票」という呼び名よりも、「ヒヤリングシート」という方が、イメージつきやすそうですね。
ちなみに、弊社では、「登録シート」と読んでおります。
エクセルで4ページ。
保護者の方に初回にご記入いただき、年1回更新してもらっています。
まとめ
保育所とベビーシッターの大きな違いは、利用頻度。
利用頻度が低いのに、たくさんのことを聞くのは・・・書くのは・・・
そういう想いが前提にあるように思います。
ですが、子どもの最善の利益を守っていくうえでは、とても大切な情報なんですよね。
どんな項目が必要なのか??
継続的にご利用されるご家庭、スポットで数回のみ利用されるご家庭と、わけてもいいのかもしれません。
そんなことを考えて、改めて、必要項目をまとめてみたいと思います。