最近の公園事情 新型コロナウィルスの影響は?
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
新型コロナウィルスの影響で、昨日、0歳の乳児が亡くなられたという報道がありました。
今まで、「子どもたちは、かかりにくい」と言われていましたが、子どももかかり、重篤化する事例も出てきました。
ますます、外出を控えなくては・・・
そんな気持ちになりますよね。
でも、元気いっぱいの子どもたちを家の中だけにとどめておくなんて、とても無理!
精神衛生上も、よくないですよね。
とはいえ、公園は、大丈夫??なのでしょうか?
渋谷区の公園事情
今年の1月~3月、渋谷区のお宅へ伺っていたので、公園によく遊びに行っていました。
そこで感じたことをまとめてみます。
にぎわっている!
公園は、閑散としているかと思いきや、支援センターなどもお休みになり、行き場のない親子が集まってきていました。
近くの保育園の子どもたちも、遊びに来ています。
日によってですが、にぎわっている!ことが多かったです。
特に、砂場は、狭い空間なので、密集している感じはあります。
戸外とはいえ、距離が近いので、要注意かも?
大きい子が多い!
小学校、中学校も休校になっているので、大きい子も多いです。
下の子と一緒に遊びに来るといったケースも多いです。
小学生低学年くらいだと、まだいいのですが、中学生くらいの男子が5,6人で鬼ごっこを始めたときには、ドキドキ。
小さい子への配慮はしてくれていましたが、体が大きい分、存在感も大きいんですよね。
一度、大人が5,6人でバスケをやっていたときには、びっくり。
(遊具の間にひろいスペースがある場所でした)
こちらも、小さい子への配慮をしながら、人が増えてきたら、やめてくれたので、一安心でした。
マスクの着用率
マスクを着用している子どもは、1割くらい。
大人は、3割くらいでしょうか。
数を数えてはなく、私の肌感覚の数字です。
戸外であることから、マスクをしない人も多かったのかもしれません。
ちなみに、保育園の先生方の着用率は、5割くらいでした。
注意していたこと
基本的に、外遊びの内容は、通常通りでした。
遊びの内容をコロナウィルスの影響で制限することはしていません。
ただ、いつも以上に、手洗いをしっかり行うように声かけをしていました。
遊具は、いろいろな人が使うものですよね。
そこからの感染を防ぐことは重要です。
ですので、2歳の子どもでも、手の甲、指の間、爪、手首などをしっかり、自分で洗えるようになりました!
医学的には、どうなの?
ここまでは、私の経験をお話しましたが、感染症に詳しい医療者ではないので、医学的にどうなのかを調べてみました。
「外出せずに自宅で過ごした方が望ましいが、そうもいかないと思う。学校の教室のように、数十人が密閉した空間で過ごすのは感染リスクを高めるが、例えば公園で子どもが遊ぶようなことは問題ないだろう。ただ、感染リスクの高い場所について明確な線引きはない。図書館やショッピングモールなどは問題ないのか、と問われればはっきりした科学的な知見はないのが現状だ」
(感染症を専門とする京都府立医科大付属病院の藤田直久病院教授のコメント 元記事は、こちら)
◇屋外での遊びは低リスク
感染リスクが高いのは密閉された空間に多くの人が集まり、近距離で会話などを交わす場合だ。自然の中など屋外での遊びはこの反対で、リスクは低い。公園では遊具を介した接触感染リスクが多少あるので、遊んだ後に手洗いを心掛ける。(沖縄県立中部病院感染症内科の高山義浩医師の解説 元記事は、こちら)
まとめ
子どもたちにとって、公園などでの外遊びは、成長に必要な環境。
しっかり手洗いをするなど、対策をすると大丈夫ということなので、公園に行ってみるといいでしょう。
ただ、みんなの公園。
時間帯をずらしたり、みんなで譲り合ったりして、利用する人みんなが気持ちよく使えるように配慮しましょう。
そういう心配りをする大人の姿は、必ず子どもが見ています。
それも、成長に大切な環境になるでしょう。
ますます、コロナウィルス対策を各自がしっかり考え、できるベストを尽くさなくてはならない局面にきています。
不安や恐れに飲み込まれないように、笑顔でいられることを考えて、この局面、一緒に乗り切りましょう!!