おすすめ絵本 ~きもち~
ベビーシッター個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
おすすめ絵本について、聞かれることが多いので、私が好きな絵本をご紹介していきたいと思います。
今回は、『きもち』をテーマにした絵本を3冊 紹介いたします。
気持ち=感情
気持ち、すなわち感情ですよね。
生まれたての赤ちゃんは、「快」「不快」の2種類の感情しかないと言われます。
その後、「嬉しい」「寂しい」「楽しい」などの感情が芽生えていきます。
そして、その感情にどんな名前がついているのかを少しづつ学んでいくのです。
私たち保育者は、そのためにも、子どもの気持ちの動きをよく見て、気持ちを言葉で表現する声かけをすることが大切です。
なぜ、感情を知ることが大切なのか?
今、自分はどんな気持ちなのか?
あなたは、すぐに答えられますか?
毎日に追われ、どんな気持ちなのかに気づかないままの方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、自分を大切にするためには、自分の感情に気づいてあげることが大切です。
自分を大切に出来る人は、他人も大切にできるのですから、まずは、自分の感情を知ることがどれくらい大切かは、おわかりでしょう。
子どもたちにも、自分の感情に気づける子であり、どんな感情も否定せず大切に受け止められるようになってもらいたいと思います。
エンとケラとプン
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いわむら かずお 作・絵
主人公のひろくんのなかには、エンとケラとプンがいます。
エンは泣く、ケラは笑う、プンは怒る。
ひろくんが遭遇する出来事で、誰が出てくるのかを一緒に考えられる絵本です。
気持ちを擬人化することで、とてもわかりやすいので、3歳くらいからおすすめです。
どんなきもち?
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ミース・ファン・ハウト 作
ほんま ちひろ 訳
わくわく、びくびく、もじもじ、しょんぼり、どきん・・・
気持ちを表現する言葉はたくさんありますよね。
そんな言葉にぴったりの絵と合わせてみることで、より複雑な気持ちのことを知ることができます。
読み終わったあとに、今の気持ちを表現したお魚を描いてみてもおもしろいですよね。
けんかのきもち
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柴田 愛子 作、 伊藤 秀男 絵
年長さんや小学低学年の子ども向けの一冊。
仲良しのお友達ができ、いろいろなルールがわかり、社会性も身に付いた頃、友達との間でけんかをしたり、様々な感情が湧き上がってきたりするでしょう。
「ごめん」
「いいよ」
そんな言葉では、片付けられない感情がたくさんあります。
この本は、そんな気持ちについて考えさせてくれます。
まとめ
個人的には、この感情があることで、人生に色がついている華やかになっていると思います。
ただ、この感情のせいで、失敗したり、苦労したりすることもあります。
感情を知り、大切にすることで、コントロールして、自分らしく生きられるのでしょう。
ぜひ、子どもの気持ちだけではなく、自分の気持ちも大切にしてくださいね。