ドラマ「グッド・ドクター」に学ぶ 障害者が保育をするということ
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
新しいドラマがいろいろ始まりました!
テレビっ子の私も、いろいろ見ながら、今期見るドラマを決めているところです。
そんな私が、ぜひ見よう!と思っているドラマが2本あります。
「グッド・ドクター」
その一つが、毎週木曜日 夜10時からフジテレビで放送されます。
本日19日は、第2話です。
今回も、涙なしでは見れない予感です。
自閉症の医師
このドラマに興味を持っている理由の一つが、主人公の新堂湊(しんどう・みなと)が自閉症(サヴァン症候群)であるということです。
新堂は、驚異的な記憶力を持ち、首席で医学部を卒業しています。
ですが、自閉症は、コミュニケーションに障害があると言われるため、医師として働けるのか、不安に思う人たちがいます。
確かに、オブラートに包んで伝える「死ぬ」「危険」ということも、ストレートに表現します。
そのことで、患者の家族、先輩医師との関係が悪くなることも。
ですが、結果、子どもの命を助けることができました。
(1話での話です)
新堂は、「すべての子どもを大人にする」
「目の前に苦しんでいる子どもがいたら、助ける」
その強い信念で動いているのです。
ともすれば、強い信念を持っていても、いろいろ考えすぎて動けない大人たちにしたら、うらやましくもあり、疎ましくもあるのかもしれません。
障害と仕事
医師とは、腕も重要ですが、患者とのコミュニケーションもとても大切な仕事でしょう。
人が相手ということで、ベビーシッターにも通じるところがあります。
コミュニケーションは、とても重要で、円滑にすることで信頼関係を築くこともできます。
また、危険を回避することにもつながります。
ベビーシッターの場合
このドラマを見ながら、この主人公、新堂がもし、ベビーシッターという仕事を選んだなら、できるのだろうか?
そんなことをふと思ったのです。
ベビーシッターは、基本的にはマンツーマンで行う仕事です。
個人的には、コミュニケーションがうまくできない、衝動的に動いてしまうことは、リスクだと感じています。
ですが、これは単なる思い込みなのではないか?とも思っています。
保育園勤務の場合
では、保育園という施設ではどうなのだろうか?
他の先生たちとの協力で、できるかもしれません。
ちなみに、少し調べてみると、全盲の女性が保育園に勤めているケースがあるそうです。
また、精神障がい者手帳3級を取得している、発達障がいの男性が勤務しているケースがあるそうです。
子どもにとっての障害者
子どもにとって、関わる保育者は、人的環境です。
とても影響を与える存在だと思っています。
その保育者が障害者であることは、子どもにとってどうなのでしょうか?
未知数すぎて、今の私には、答えが出ません。
このドラマに興味を持ったのは、そこが描かれるのではないかという期待もあるからです。
今後のドラマの展開が楽しみです。
もしかしたら、最終回を迎えるとき、答えが出ているかもしれません。