魔法の聴き方~マスターしたい「聴いている」と伝える技術~
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
傾聴が上手にできるため、1冊の本をもとに、まとめています。
今日のテーマは、「聴いていると伝える技術」
※この記事は、約1分で読むことができます。
「聴いている」を伝えるための3つの基本は、こちら↓
相づち
聴いているよ、と伝える技術として、「相づち」は、よく言われること。
ですが、ただ、「ええ」「そうなんですね」と言っていればいい、ものでもないのです。
とっても奥深い!
相づちのバリエーションを増やす
①一般的な相づち:「はい」「ええ」「そうですね」
②相手に同意できるとき:「おっしゃるとおりです」「同感です」
③知らないことを聞いたとき:「そうなんですか!」「知りませんでした」
④話に興味を持ったとき:「それは面白いですね」「びっくりですね」「さすがですね」
(『1分で信頼を引き寄せる「魔法の聞き方」』)
日頃、どれを多く使ってますか?
実は、使用頻度には、クセが出るとか。
それを踏まえて、使いわけることが大切!
相手の話とスピードや声のトーンを合わせる
相づちには、対話をするのに必要な二人の間をとり、タイミングをはかる、というものがあります。
なので、最初は、ゆったりと落ち着いた口調がいいでしょう。
ただ、それがうまくできるようになったら、相手のペース、トーンに合わせる「ペーシング」を心がけるといいそうです。
繰り返し
よく「オウム返し」と表現されますよね。
相手の言葉をそのまま繰り返すことです。
そして、繰り返す言葉には、「気持ち言葉」を選ぶといいそうです!
隠れた気持ち言葉の探し方
「嬉しい」「ムカつく!」などわかりやすい気持ち言葉だといいのですが、どれ?という場合も多いでしょう。
主な探し方3つ
①独特な言い回し
「青天の霹靂」など四字熟語、最近だと「ぴえん」などの言葉。
②「やっぱり」「ちょっと」「ものすごく」「だけど」「かも」「かな」など文章の前後によく現れる副詞や助詞など
「でも、ちょっと高いよね」「当時は、幸せだったかも」などの表現
③話し手が何度も繰り返す言葉、強調する言葉
「今朝、早く起きたんです!6時ですよ!6時!」のように6時は、名詞ですが、強調して、わかってほしい!という気持ちがこもっています。
言い換えは、危険!?
言葉は、その人の解釈が入って、選ばれた言葉です。
聴き手が、感じた同意だと思う別の言葉を選んで言うことは、相手にとって、違和感を感じかねません。
「似てるけど、ちょっと違う」
これだと、聴いていることを伝える力が、半減してしまうので、要注意です。
参考文献
1分で信頼を引き寄せる「魔法の聞き方」
渡辺 直樹 著