保育士の登録取り消し制度について、質問している議員さんがいた!
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
元ベビーシッターによる強制わいせつ罪の容疑者は、二人とも保育士資格を持っていました。
そこで、以前、保育士の登録取り消し制度があることをブログでまとめてみました。
その制度、大丈夫??
と思っていたのですが、やっぱり、同じように疑問に思っている参議院議員さんがいらっしゃったのです。
質問主意書
平成三十年三月七日、第196回国会(常会)で提出されています。
※国会法第74条の規定により、国会議員は政府の見解を質す、あるいは情報提供を求める質問ができ、この質問文を「質問主意書」と呼ぶそうです。
(参議院サイトより抜粋)
気になる一文
この文面を読まれて、どう思われましたか?
私は、
ただし、登録取消制度は、当該保育士本人が禁錮以上の刑に処せられた旨を都道府県知事に届け出ることを前提としている。
という一文が特に気になったのです。
自分で届け出るの?
隠したい人の方が多いよね??
とっても、不思議です。
答弁書
質問主意書への回答がこちら
(参議院のサイトより抜粋)
気になる点
御指摘の「児童福祉法施行規則等を本年二月に改正し」、「都道府県知事が確実に把握する方策」及び「全都道府県知事に通知する仕組み」の意味するところが必ずしも明らかではないが、
結局、わからないってこと??
それでは、答えになってないのではないでしょうか💦
保育士の犯罪の経歴に関する情報が一律に全都道府県知事に通知されることは、個人情報保護等の観点から問題があると考えている。
またまた、個人情報保護・・・
このワードを使えば、面倒なことを避けられるって、乱用されているように思えてならないです。
子どもの人権より、犯罪を犯した保育士を守りたいって、ことですか??
声を大にして言いたい!!
まとめ
この一連の流れを見て、国会議員さんが、質問主意書を提出しても、何も解決しないのでは??という疑問が残りました。
じゃ、どうしたら変えられるのか??
国民一人一人の声でしかないのかもしれません。
究極、子どもの人権、未来と犯罪を犯した人の人権、未来を天秤にかけることになるのでしょう。
あなたは、どう思いますか?