5歳児の言葉にハッとさせられました
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
昨日、2歳児の子どもを持つママの質問への答えを記事にまとめてみました。
実は、先日、お片付けについて、大切な気づきをもらえた5歳児の子の発言がありました。
5歳児の声
5歳児さんになると、時計を読める子もいますので、「おひるごはん、何時にする?」など相談します。
その子は、「12時半にする!」とのこと。
しかし、折り紙で、宝石を12個作ろう!と頑張っているとき、
「おひるごはん、12時半じゃなくてもいいよね?」
と言ったのです。
作りながら、時計をみて、12時半には、終わらないかも・・・
と思ったのでしょう。
私は、「いいよー。終わったら、おひるごはんにしようかね」
と答えました。
集団生活における子どものあそび
子どもたちは、集団生活だと、おひるごはんの時間が決まっています。
たとえ、やっている遊びが途中であっても、中断しなくてはなりません。
私にとっては、ごく自然なことで、特に気にすることもありませんでした。
当たり前だったんです。
でも、実は、子どもにとっては、悲しいことだったんでしょうね。
最後まで、やりたいんだけどな、といった感じでしょうか。
やりぬく力が育つチャンスを奪ってる!?
こう考えてみると、もしかして、最後までやりぬく力を奪っているのではないか?と思ったのです。
これ、非認知的能力、とっても大切な力です。
育てるようにしましょう、なんてことを言われていますが、実は、相反することだったのかもしれません。
しかし、集団生活をすること、時間に合わせていくことも大切な非認知的能力が育っていく機会にもなっています。
つまり、そのバランスなのでしょう。
まとめ
ベビーシッターという仕事は、その特性をよく理解したうえで、子どもの最善の利益を考えることが大切だということを改めて思いました。
人によっては、保育園勤務経験が長い人がいい、という方もいらっしゃいます。
しかし、長ければ長いほど、保育園という施設型の保育のあり方が、当たり前になっているリスクもあるのではないでしょうか。
私自身、保育園での勤務経験は、ベビーシッターのお仕事にとても活かされていると感じています。
しかし、その分、ベビーシッターという形態の保育のあり方を模索することも多いです。
まだまだ、保育園の保育がスタンダードだと思われがちなのですが、ベビーシッターというマンツーマンの訪問保育のスタンダードを、考えていければと思っています。