桃太郎は、悪者!?
こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。
「サンドウィッチマンと芦田愛菜の博士ちゃん」というテレビ番組、ご存じですか?
毎週土曜日にテレビ朝日で放送されている番組です。
詳細は、こちら
仏像や恐竜、世界遺跡などに詳しい大人顔負けの博士ちゃんたちが出る、とても面白い番組です。
すごい子どもたちを見て、好奇心って、すごいなーと改めて関心しているのですが、昨日の桃太郎博士ちゃんのよつばちゃんの研究には、びっくりしましたー!!
それは、今まで正義の味方のように信じていた桃太郎が、実は悪者だった!というのですから。
よつばちゃんは、なぜ、桃太郎に興味をもったの?
桃太郎は、小さいころから読んでもらう昔話の一つですよね。
だんだん、ソフトな内容になっていて、戦いシーンがなくなったり、オニと仲良くなっちゃうと変化しているようですが。
そんななか、なぜ、よつばちゃんは、桃太郎が悪人ではないか?と興味を持ったのか、不思議ですよね
実は、よつばちゃん、福沢諭吉や芥川龍之介らの偉い人が、「桃太郎は盗人とも言うべき悪者」などと、桃太郎を批判していることを知って興味を持ち、桃太郎や木に関する本を200冊ほど読んで研究を重ねてきたそうです。
このことにも、びっくりです!!
そんなえらい人が言うのなら、そうかも??
そんな気がしてきますよね。
ですが、もし、そうであるならば、変化してきているということですよね??
桃太郎は、時代とともに、変化している!!
ある記事で、よつばちゃんが調べた結果、時代とともに、桃太郎が変化していることがわかった、と書かれています。
その後も読み比べを続け、計200冊以上を読んで気がついたのは、桃太郎の話が時代によって異なること。特に、鬼については
(1)江戸~明治初期は、鬼から宝物を奪っている
(2)明治末ごろから、鬼がみずから宝を差し出すようになっている
(3)昭和になると優しい鬼が出てくる―と、時代とともに非力になっていく様子を発見。鬼に落ち度はなく、「桃太郎盗人説」に共感を覚えた。同時に得体(えたい)の知れないものを「鬼」とすることで、日本人は昔から心の安定を図ってきたという結論にたどりついた。 (東京すくすく記事より)
桃太郎の歌の歌詞に名残が!?
桃太郎の歌って、5番まであるそうです。
実は、4番5番に桃太郎が、悪者だということを彷彿させる歌詞がありました。
そりゃすすめ、そりゃすすめ。
一度に攻めて攻めぶり
つぶしてしまえ鬼ヶ島
おもしろい、おもしろい
残らず鬼を攻め伏せて
ぶんどりものをえんやらや
これを聞くと、こわって、思っちゃいますよね。
本当に、悪者だったんだーと確信しちゃいますよね。
ググってみました!
もしかして、他にも桃太郎が悪人!という記事を書いている人がいるかも?と思い、ググってみました。
すると、こんな記事が!!
とても分かりやすかったので、紹介させていただきますね。
よつばちゃんの自由研究が、本に!
よつばちゃんは、昔話の桃太郎に関する自由研究を書きそれが文部科学大臣賞を受賞し、なんと、本まで出版してしまっているんです!
研究が、本になっちゃうなんて、素敵ですよね✨
子どもたちに、夢を与えてくれている気がします。
ちなみに、その本は、こちら
桃太郎は盗人なのか?―「桃太郎」から考える鬼の正体
倉持 よつば (著)
一度、じっくり読んでみたいと思います。
まとめ
番組の最後に、よつばちゃんは、
「たくさんの図書館の司書さんたちに力を借りて、できた。
スマホでなんでも調べられる時代だけれど、たくさんの人に図書館に行ってほしい」
と締めくくりました。
これが、とっても素敵だな、と思ったんです。
なんでも簡単に調べられちゃう時代だからこそ、本から学ぶことも大切さを子どもたちを知っている子どもは、強い、ということかもしれないですね。
私も、時々図書館に行きますが、そこで出会った本たちと、子どもの好奇心に寄り添っていきたいな、と思いました。