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2019-06-11

くすのき しげのりさんのファンになった理由

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

好きな絵本作家さんは、何人かいるのですが、先日、くすのき しげのりさんの大ファンになりました。

きっかけは、2019年5月3日の上野の森 親子ブックフェスタで行われた講演会です。

「一人ひとりが、みんなたいせつ ~作品に託す願い~」

くすのきさんがどんな人で、どんな想いで作品を作られてきたのかが、とっても伝わってきました。

ちゃっかり、サインもいただきました♪

くすのきさんの絵本の魅力

①絵本の人物がつながっている

なんと、この絵本に出てくる子が大きくなって、先生になって、この本に出てくる、というようなつあながりがあるんです!

なんとも、素敵ですよね。

絵本の中に、もう一つの世界がある感じです。

素敵な大人が描かれている

子どもの声に耳を向け、そっと言葉をかける、そんな素敵な大人が描かれているんです。

子どもと関わる仕事をしている者として、そこに感動してしますのです!!

③幅広い年齢が共感できる

絵本というと、小さい子がメインのイメージですが、小学生が主人公の絵本もたくさん描かれています。

小学生の子にも、すっと入ってくる絵本がいっぱいです。

また、絵もなく、大人の心に響く本も書かれています。

『海の見える丘』

イベントの際、くすのきさんが朗読してくださったのですが、心にしみわたる感じがした作品です。

私が好きなくすのきさんの絵本BEST3

「おこだでませんように」

いつも、怒られてばっかりの主人公が、七夕の短冊に書いた願いが「おこだでませんように」

ちょっぴり切なくなるんですが、それを見た先生が、その子にごめんね、と言い、その子のお母さんにも電話をして伝えてくれていたんです。

その先生の素敵な行動にも感動するお話です。

「ぼくは なきました」

学校の授業で、自分のいいところを発表することになった主人公。

友達のいいところは、いっぱい見つけられるのに、自分のいいところを一つも見つけられず、落ち込んでしまいます。

そんなとき、先生にそっと「友達のいいところをたくさん見つけられるのは、いいところ」と紙に書いて渡されます。

認めてもらえたとき、ちょっぴり涙が出た主人公。

誰かに認めてもらえることって、本当にうれしいんですよね。

実は、文章で、友達のいいところが書かれていますが、絵では、その子の苦手なところも表現されているところが、奥深いんです。

そして、悪いところではなく、いいところを見つけられる主人公が引き立っているんですよね。

「ええたま いっちょう!」

誰も落とし物だと思わないような泥だらけのボールを交番に届ける主人公。

その交番のおまわりさんとのやりとりで、肯定され、明るい気持ちになっていきます。

なにげない会話なんですが、子どもの心をじわっと温めていく感じがなんとも、素敵です。

くすのきさんの素敵なメッセージ

「今日一日を大切に生きる」
それが、今から一人でできる社会貢献とおっしゃっています。

とても素敵なメッセージですよね。

私自身、今、を大切に生きたいと思っています。

でも、実は、先のことを思い煩ったり、過去を後悔したり。

また、自分自身をないがしろにしたり、後回しにしたりすることもあります。

でも、大切に生きる姿を見た人が、自分も大切にしよう、と思ってもらえると嬉しいな、と思います。

ベビーシッターは、子どもに、保護者に見られている仕事です。

生き様が、大きな影響を及ぼすこともあると思うのです。

保育のスキルだけでなく、常に人として、磨き続けたいと思います!!

 

 

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