東京都ベビーシッター利用支援事業は実際どう!?利用者と事業者に聞いた 【記事紹介】
こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
ご訪問ありがとうございます。
昨年初めに、ベビーシッターが1時間250円で利用できる!!と話題になった
東京都ベビーシッター利用支援事業について、認定事業者であるキッズラインさんの実際のところがわかる記事を見つけました。
実際の利用者は、どんな人?
同社では2019年に入って5回説明会を開催し、4月中旬の時点で14組の親子が利用中。利用者はフリーランスで働いている人や週3日勤務の人など。午後10時まで使えるため勤務時間が遅い人の利用もあるとのこと。「フルタイムで日中に働く会社員」以外の様々な働き方に合わせやすいという利点が生かされているようです。
(こちらより抜粋)
これを見ると、平日月ー金の日中に働くという働き方以外の方が多く見受けられます。
この事業は、自治体によって利用者の条件が異なりますが、待機児童となった子どもが対象です。
つまり、平日月ー金の日中に働くという働き方以外の方が保育園に入りにくい、とも言えるでしょう。
このように、ベビーシッターは、多様化する働き方にとって、ぴったりの保育スタイルなのではないでしょうか。
保育の多様化
先日読んだ『子どもの人権をまもるために』木村草太編の
第3章に、NPO法人フローレンスの駒崎代表が、以下のように書かれていました。
そもそも保育は、あらゆる親の育児とともにあるべきで、親の事情や育児へのスタンスにあわせて、預かり方もより多様であって良いはずです。
本当にそうだな、と共感いたしました。
保育園に毎日通うのが当たり前でもなく、週3でもいいのです。
午後から通ったっていいのです。
そもそも、保育園でなくても、ベビーシッターのような居宅訪問型保育であってもいいでしょう。
今後、ますます働き方が多様化することによって、保育も多様化が求められてくると思っています。