toggle
2018-11-22

ありのままを受け入れる ~小学生の場合~

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

ベビーシッターとして関わる子どもの年齢は、幅広いです。

私の場合、2か月から小学6年生まで

(まれに、中学生もシッティングしております)

ただ、メインは、未就学児です。

割合としたら、未就学児7、学齢期3くらいでしょうか。

そんななか、学齢期の子どもたちの関わりは、難しさを感じることもあります。

小学生って?

小学生も低学年はかわいいところもありますが、

中学年になると、口も達者になります。

本音と建て前も使い分けます。

信頼関係ができるまでは、なかなか本心が見えてこないところもあります。

ですので、最初は、手探りなところも多いです。

ある女の子の話

中学年の女の子Cちゃんは、とても明るい女の子です。

ですが、ちょっと口が悪く、手が出る子でもありました。

月に1,2回ほど会う子ですが、最初の頃は、暴言を吐いたり、ちょっとしたことで、私をたたいたりすることもありました。

中学年にもなると、学校での勉強も難しくなったり、人間関係もいろいろあったりするものです。

ギャングエイジと呼ばれる時期なので、反抗心も出てくる時期です。

また、ご家庭の事情もおありでしたので、Cちゃんなりに、私に何かをぶつけているのかもしれない、と思ったのです。

そこで、まずやってみたことは、基本的に社会ルールに反すること、危険なこと、人に危害を加えること以外は、受け入れることにしました。

保護者からは、「これはお願いします」と言われていることがありましたが、無理やりさせないで、本人の意思に任せられるように、協力していただきました。

ここをご理解いただけることは、本当にありがたかったです。

 

すると、少しづつ、暴言も、手が出ることも減りました。

そして、寝るとき、「そばにいて」と言うことも。

甘えてくれたり、ほっとリラックスしたりできる存在になれた気がします。

小学生のありのままを受け入れることの難しさ

ありのままを受け入れることは、大切

と誰もが知っていることだと思います。

月齢が低い子どもたちには、しょうがないよね、今、それを覚えていっているんだよね、などと受け入れることができることも、小学生になると、それくらいわかってるでしょ。小学生なんだから、これくらいのことは・・・と思ってしまうのです。

無意識に相手の年齢に合わせて、自分の受け皿の大きさを変えてしまっていたのです。

言い換えれば、相手に期待、要求をしすぎていたのですね。

それも、自分のものさしで。

子どもは先生

ベビーシッターをしていて、子どもから教わることが本当にたくさんあります。

今回のことも、そうです。

ありのままを受け入れるの大切さを再確認できました。

そして、私の行動の癖に気づくことができたのです。

子どもと関わる大人なので、常に子どもに見られて恥ずかしくないような生き方をしたい、と思っています。

ですが、未熟な人間です。

それを認めたうえで、そんな自分をさらけ出すことは、この仕事では大切なことなのではないかと思うのです。

できないことは、できないと子どもに頼る。

間違えた場合は、謝る。

迷ったときは、子どもに聞いてみる。など

自分が、大人だから、そんなプライドを捨てちゃっうことですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事