2018-08-21
シッティング中に、階段から転落した人を見かけたら、どうする?
こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
先日、駅でホームに降りようとしたとき、階段をコロコロと2回転転がり落ちる男性を見ました。
落ちたあと、上体を起こし、手で頭を押さえていました。
そこへ数名の人が近寄っていき・・・
私は、階段の上にいたので、ここでどうする??と迷いがでました。
誰かが、救急車を呼んでいるかもしれない。
私は、何もしなくていいのではないだろうか?
でも、だれも呼んでいなければ??
そもそも、救急車を呼ぶレベルなのだろうか??
では、駅員さんに知らせるべき??
ほんの数分の間に、いろいろな考えが浮かんできました。
ホームに駅員さんらしき人はいないため、改札にいる駅員さんに知らせにいき、来てもらいました。
そこで、駅員さんに任せました。
正しい選択
私のこの行動は、本当に正しかったのでしょうか?
普段、シッティングをしているとき、子どもが、判断がつかないケガ、病気の際は、迷わず救急車を呼ぶ、と決めています。
幸い、今まで一度も経験がありません。
なぜ、すぐに救急車を呼ばなかったのか?
大人だったから
出血もなく、起き上がっていたから(大けがに見えなかったから)
通りすがりの人だったから
様々な理由が思い当たります。
ですが、どれも言い訳にすぎないような気もします。
ちょっぴり自己嫌悪。
もし、子どもが一緒だったたら
その後も、さまざまな考えが脳裏をめぐり、あのとき、子どもを送迎している際に、同じことに遭遇したら、私はどうするんだろう?
そう思ったのです。
人的環境としてのベビーシッター
知らぬふりをして素通りするのか、
声をかけるのか
子どもにとっては、どちらの行動も、大人の、人としての模範となることでしょう。
ベビーシッターは、常に子どもに影響を及ぼす人的環境なんです。
人としての生き方を問い続けていくしかないのかな、と思いました。
ベビーシッターという仕事は、自分と向き合っていく仕事でもあるな、と再確認しました。
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