toggle
2020-05-07

ベビーシッターだって、保育所保育指針を読んでみよう!

こんにちは。
親子のハッピーライフを応援するベビーシッター研究家の参納(さんのう)です。

保育所保育指針って、みなさんご存じですか?

ベビーシッターなど、未就学児に関わる人には、ぜひ、内容も知っておいてほしいと思っています。

保育所保育指針って?

一言で言うと、

保育とは何か、保育で大切にすべきことは何か、という基本方針が示されているもの

ちなみに、解説書には、以下のように書かれています。

①保育所保育の基本となる考え方や保育のねらい及び内容など保育の実態に関わる事項

②上記に関連する運営に関する事項

保育所保育指針全文は、こちら

保育所保育指針解説は、こちら

保育所だけのものではない!?

保育所保育指針という名称なので、保育園だけのことだよね~と思われがちです。

しかし、認可の保育所をはじめ、認可の居宅訪問型保育事業などでも指針とされています。

認可外の保育所も、これをベースにされています。

ただ、民間のベビーシッターでは、保護者の意向にそってシッティングする、というのが通常なので、保育所保育指針を知らない人も多いでしょう。

ですが、ぜひ、未就学児と関わるベビーシッターさんは、ぜひ、知っておいてください!

ベビーシッターも知っておくべき5つの理由

①子どもと関わるうえでの基本を知る

ベビーシッターとして、子どもと関わるうえで、大切なこと、「子どもの最善の利益を追求する」ということがわかります。

子どもの最善の利益とは?

②今の日本における保育、幼児教育の目指すところを知る

ベビーシッターとして関わる子どもたちは、保育園に通っている子も多いですよね。

その子どもたちが、どのような方向性の中で保育されているのかを知ることは、子どもを理解することに繋がります。

③月齢別に大切にすることがわかる

月齢別保育の内容、ねらいが詳しく書かれています。

これを知ることで、シッティングをただなんとなくする、というところから、しっかりしたシッティング内容を考えることができるようになります。

つまり、保育の質を認可レベルにすることが可能です。

④安全面での大切なことがわかる

例えば、アレルギー対応、感染症対策についてなどの考え方を知ることができます。

ベビーシッターは、一人で対応しなくてはならないです。

安全面については、しっかり学びたいところです。

⑤保護者支援の考え方を知る

実は、ベビーシッターって、保育園などよりも、密に保護者と関わることが多いんです。

保護者とのかかわりでの基本的考え方を知ることは、トラブルを回避するうえでも、大切です。

まとめ

ベビーシッターが、「単に子どもと遊ぶ人」ではなく、子どもと関わるプロとなるためには、学び続けることが大切だと思うのです。

保育のやり方、メソッドを学ぶのも大切なことです。

しかし、保育の基礎を学ぶことは、もっと大切なことだと思うのです。

保育所保育指針、熟読しようと思うと、とっても大変。

ぜひ、ポイントだけでもおさえてみてくださいね。

今後、押さえたいポイントを記事にしていきたいと思います。

 

友だち追加

関連記事