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2018-12-18

不寛容な自分とサヨナラするには・・・私の中の「ただし」さん

こんにちは。
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

昨日、こんな記事を書きました。

子どもに不寛容な社会。その根源とは?

自分自身が、もっと寛容な人になるには、どうしたらいいのか?

そんなことを考えてみました。

実は、意外と寛容ではない部分があるんです・・・

 

「ただし」さんと「ワイ」さん

私の心理学のメンターの言葉を思い出したのです。

(「ワイ」さんは、私が勝手に作りました)

「ただし」さんとは、自分の中にいる「これが正しい!」という感情です。

満員電車で足を組み、その足が、隣に座っていた私にぶつかったとします。

すると、この「ただし」さん、

「満員電車では、足とか組んじゃだめでしょ!(組まないことが正しいでしょ!)」

と言ってくるのです。

この「ただし」さんの言葉を聞いて、イラっとするわけです。

ですので、「ただし」さんの「これが正しい!」「こうあるべき!」という発言に振り回されないように、「ただし」さんの言葉をスルーする技を身につける必要があるのです。

 

ただ、この「ただし」さん、時々、自分にいい気づきをくれることがあります。

例えば、子どもを叱って、たたいたママを見かけたとします。

「子どもをたたくなんて、体罰!絶対、やってはダメ!」

と「ただし」さんが言ってくるのです。

そう、この「ただし」さんは、私が大切にする価値観を教えてくれることもあります。

私は、「体罰は、絶対にダメ」

そんな価値観を持っているのです。

「ただし」さん、時々、いいことしてくれるんですよね。

このとき、私の中には、「ただし」さんの他に「ワイ(WHY)」さんが出てくるのです。

「ワイ」さんは、「このママ、どうしてたたいちゃったんだろう?」と話しかけてきます。

この「ワイ」さんのおかげで、ママたちの声に耳を傾けることができるのです。

「ただし」さんも、「ワイ」さんも、みんな大切

人間には、いろいろな感情があります。

ポジティブな感情だけでなく、恨み、憎しみなどのネガティブな感情もあります。

どれも、大切なんです。

メンターの言葉を借りると、「どんな感情も、愛の子ども」だそう。

愛の反対は、無関心ですよね。

そう、無関心からは、憎しみも生まれないのです。

感情を抱きしめて、深呼吸

いろんな感情が沸き上がってきて、不寛容な自分がにょきにょき出てきたら、

「あー、そう感じたのね」

と、まず抱きしめてあげます。

そして、深呼吸します。

すると、落ち着いてくるのです。

そうやって、自分自身を大切にすることも、寛容な自分でいるための一歩のような気がします。

まずは、どんな自分も大切に、愛してあげましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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