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2017-06-18

『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』【動画あり】

ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。

今日は、私のオススメの育児書をご紹介します。

『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』

甘えさせると、我慢できない子になるかも。

そんな声を聞きますが、本当にそうでしょうか?

「甘えさせ」と「甘やかし」

似ているのですが、大きく意味が異なります。

「甘えさせ」は子どもにとって最良の「栄養」

子どもの心に寄り添い、機嫌よく要求に応じることです。

「甘やかし」は、子どもの心をむしばむ「毒」

親の都合を押し付けたり、その場しのぎの対応でごまかすことです。

例えば1

寝る時間に、「寝たくない!」と駄々をこねられたとしたら・・・

A:「寝たくないんだ。じゃ、お布団で絵本を読もっか。」

B:「そんなわがままいっていたら、買う約束していたおもちゃ、買わないわよ」

どちらが、「甘やかせ」だと思いますか?

Aです。

例えば2

子どもが電車の中で騒いだら・・・

A.「ま、子どもだからしょうがいないか」とほっておく

B.「遊びたいよね。じゃ、しばらくここ(ホーム)で遊ぼっか」

どちらが、「甘やかせ」だと思いますか?

Bです。

よく見かけるのは、「甘やかせ」

電車の中の様子など、よく見かけるのは、「甘やかせ」

お店でスマホを見ている子も多いですよね。

「しょうがないな。アンパンマン見せてあげるから、静かにしていて」

と騒がないために、スマホを与えられているんですよね。

実は、これ、楽なんです。

即効性がありますし。

長期的に考えたら・・・

長期的に見た場合、実は、しっぺ返しがあるんです・・・

「甘やかし」をされると、身勝手な行動をとる子になります。

我慢できないんです。

だって、騒げば、自分の意見が通ることを知っていますから。

一方、「甘えさせ」られた子どもは、必要な我慢ができる子になります。

いつも、いいよ。と言われていると、本当に今はダメなんだな、ということがわかる子になりますよね。

だから、我慢ができるようになるんです。

まとめ

この本には、例えば、のような事例が載っているので、もっと

「甘えさせ」「甘やかし」のことがわかります。

何気なくやっている行動をちょっと立ち止まるには、いい本です。

興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。

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