オランダへようこそ ドラマ「コウノドリ2」
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
実は、かなりのテレビっ子の私。
前作から大好きなドラマ「コウノドリ2」も、毎週欠かさず見ておりました。
毎週、涙涙なんだですが・・・
最終回に紹介された詩「オランダへようこそ」に感動しました!
オランダへようこそ
これは、ダウン症児のお母さん、エミリー・パール・キングスレーさんが1987年に書かれた文章だそうです。
「障害のある子どもを育てるのって、どんな感じなの?」
そんな質問に答えた彼女のメッセージが、この詩なんですね。
彼女は、「セサミ・ストリート」の脚本家もされていたとのこと。
セサミストリートには、障害のある子も出てくる、というので、なんだか納得という感じです。
わかりやすい例え
子育てを旅行に例えた文章は、とてもわかりやすいです。
出産前を旅行前
子どもを旅行地
予定通りではなかったことを旅行先が変わった
という風にまとめられています。
全文を読みたい方は、こちらをご覧ください
どんなときも楽しむ心を
イタリアに行けなかったことをいつまでも嘆いていたら、オランダならではの素晴らしさ、オランダにこそある愛しいものを、心から楽しむことはないでしょう。
最後の文章は、未来を感じることができ、ぐっときました。
これって、子育てだけではなく、すべてのことに言える気がします。
ですが、障害を持った子どもを育てている方に対して、この一言で片付けることは心苦しいです。
障害のある子どものサポートを通して
大学時代、障害児教育が専門だったので、障害のある子ども、親御さんと関わることがあります。
ベビーシッターとして、障害のある子どものサポートをすることもあります。
そういう経験が、私の保育観を作っているのです。
障害のある子から学ぶことは大きいです。
そこから学んだことを、他の子にも活かすことができます。
障害のある子から学んだ最大のことは、
どんな子も人も受け入れられたいと思っている
ということ。
ダメ、やめなさい!そんな禁止をすればするほど、パニックを起こしたり、ひどくなったりする気がします。
やっぱり、人間はみんな受け入れられたいんですよね。
障害がある、なしに関わらず、子どもたちはかけがえのない存在です。
そう思うことで、すべてを受け入れられる保育者になることができるのではないでしょうか。
今後、受け入れたあと、その子に必要なサポートをできる専門性を日々学んでいきたいと思います。