『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』【動画あり】
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
今日は、私のオススメの育児書をご紹介します。
『子どもって、どこまで甘えさせればいいの?』
甘えさせると、我慢できない子になるかも。
そんな声を聞きますが、本当にそうでしょうか?
「甘えさせ」と「甘やかし」
似ているのですが、大きく意味が異なります。
「甘えさせ」は子どもにとって最良の「栄養」
子どもの心に寄り添い、機嫌よく要求に応じることです。
「甘やかし」は、子どもの心をむしばむ「毒」
親の都合を押し付けたり、その場しのぎの対応でごまかすことです。
例えば1
寝る時間に、「寝たくない!」と駄々をこねられたとしたら・・・
A:「寝たくないんだ。じゃ、お布団で絵本を読もっか。」
B:「そんなわがままいっていたら、買う約束していたおもちゃ、買わないわよ」
どちらが、「甘やかせ」だと思いますか?
↓
↓
↓
Aです。
例えば2
子どもが電車の中で騒いだら・・・
A.「ま、子どもだからしょうがいないか」とほっておく
B.「遊びたいよね。じゃ、しばらくここ(ホーム)で遊ぼっか」
どちらが、「甘やかせ」だと思いますか?
↓
↓
↓
Bです。
よく見かけるのは、「甘やかせ」
電車の中の様子など、よく見かけるのは、「甘やかせ」
お店でスマホを見ている子も多いですよね。
「しょうがないな。アンパンマン見せてあげるから、静かにしていて」
と騒がないために、スマホを与えられているんですよね。
実は、これ、楽なんです。
即効性がありますし。
長期的に考えたら・・・
長期的に見た場合、実は、しっぺ返しがあるんです・・・
「甘やかし」をされると、身勝手な行動をとる子になります。
我慢できないんです。
だって、騒げば、自分の意見が通ることを知っていますから。
一方、「甘えさせ」られた子どもは、必要な我慢ができる子になります。
いつも、いいよ。と言われていると、本当に今はダメなんだな、ということがわかる子になりますよね。
だから、我慢ができるようになるんです。
まとめ
この本には、例えば、のような事例が載っているので、もっと
「甘えさせ」「甘やかし」のことがわかります。
何気なくやっている行動をちょっと立ち止まるには、いい本です。
興味がある方は、ぜひ読んでみてくださいね。