私のひやり・はっと 電車編
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
この4月から、電車2つを乗り継いでの幼稚園送迎を担当しております。
公共交通機関を利用するのは、けっこう、ドキドキします。
人が多い東京では、リスクが高いです。
ベビーシッター会社によっては、移動は、タクシーのみ。
というところがあるくらいです。
人生最大級のひやっと
電車での送迎は、今までも経験していたのですが、先日、人生最大級のひやっとを経験したのです。
それは・・・
ホームと電車の間に落ちそうになった
というもの。
電車に乗るときは、必ず手をつなぐのですが、その手に重みが・・・
ホームと電車の間に落ちる瞬間だったのです。
とっさに持ち上げました。
あまりよく覚えていませんが、反射的にやっていたようです。
本当に、持ち上げられて良かった~
その後も、しばらく心臓バクバクしてました。
手をつなぐことの大切さ
道を歩いていたり、ホームを歩いていても、手をつながずフラフラ歩いている子どもをよく見かけます。
危ないな~と思い、見ているだけでハラハラすることも。
(これは、職業病なのですが・・・)
世の中のママ、パパはどのくらい子どもと手をつなぐのか?
ちょっとネットで調べてみると、
「手をつないでほしい時の繋ぎ方」
のような記事がいくつもありました。
そうそう、繋ぎたがらないケースがあるんですよね。
ですので、つながない人が多いのです。
ですが、ベビーシッターはそういうわけにはいきません。
安全第一ですので、なるべくなら手をつなぎたいのです。
子どもによっては、飛び出したり、一人でどこかへ走っていったりすることがない子もいます。
特性に合わせて手をつながないこともありますが、交通ルール、電車の乗り降りをしっかりマスターしていないうちは、つなぐようにしています。
どうしたら、つないでくれるの?
私が、子どもと手をつないでいると
「さんのーさんとなら、つなぐんですね。私(ママ)とはつないでくれないんです」
と言われることがあります。
①習慣化
私は、0、1歳くらいから関わる子が多いので、その頃から、しっかり手をつなぐことを習慣化させるようにしているのです。
「手をつながないと、外へは行けない。」
と伝えています。
習慣化すると、自分かつないでくれるようになります。
②理由を説明
ですが、つながいない人と過ごす時間が長くなると、週間は、薄らいできます。
つなぎたがらなくなるのです。
その場合は、
「道路は、自転車や人がいっぱいでぶつかると危ないでしょ。誰かに連れて行かれても困るので、手をつないでね。」
と説明します。
③協力してもらう
それでもつないでくればい場合は、
「一人で歩けること、知ってるよ。でも、〇〇ちゃんが、けがをすると、さんのーさんは、もう来られなくなるの。だから、つないでくれる?」
そう言います。
これは、人間関係がしっかりできている子にしか使えないのですが、すぐにつないでくれます。
最後に
子どもの行動は突拍子もないことをします。
ある程度、しっかりしてきても、子どもの注意力、体力、思考力などを考えても見守る必要が大いにあるのです。
大人は、そういうことをしっかり把握して、子どもの命を守らなくてはならないですよね。
ということで、これからも、私のひやり・はっとを共有させていただこうと思います。