【東洋経済の記事】ベビーシッターを使ってよかった!
ベビーシッター・個別訪問型保育研究家の参納(さんのう)です。
先日、川崎市ではベビーシッターのニーズが低い!?なんてことを書きました。
ですが、低いというか、敬遠しているって感じなのかもしれません。
それがわかるのが、「東洋経済」の記事
タイトルは、ずばり
「ベビーシッターを敬遠する」日本人のナゾ
高い?育児放棄?はたしてその実態は…」
イラストレーター、コミックエッセイストであるハラユキさんが漫画で書いてくださっているので、とても読みやすく、わかりやすかったです。
ベビーシッターを敬遠している方は、ぜひ読んでみてください!
シッターさんを頼むメリット
この記事の中で書かれているメリットをご紹介しますね。
1.息がぬけ、毎日怒っているような暮らしにならなくて済む。
どんな人だって、時間的、精神的余裕がなくなるとイライラしちゃいますよね。
そして、ちょっとしたことで起こってしまう。
さらに怒ったことに自己嫌悪・・・
そんな負のスパイラルに入ってしまいがちです。
これを防ぐためにも、ベビーシッターが大活躍なんですね。
2.親が絶対しない遊びをしてくれる
確かに!
ママが苦手な遊びを一緒にやってほしい!なんてリクエストもあります。
意外と折り紙は喜ばれるんです。
実は、本を見ながらおるのって、難しかったりするんです。
また、手芸なども一緒にやると喜ばれます♪
その他、外でしっかり遊ばせて!というニーズも高いのだとか。
3.親が見つけられない子どものいいところを教えてくれる
距離が近いほど見えないものなんですよね。
ですが、いい距離感で、かつ、子どもの発達段階を熟知したシッターだからこそ、その子の良さをを見つけられるのです。
これは、子どもと親の架け橋になる、というシッターにとって、とても大切な役割だと思っています。
シッターは、第2の家族やアドバイザー
この記事でも、
「シッターさんって、ただの代理やサポートじゃないんだ。
もっと大きい第2の家族やアドバイザーのような存在なんだ」
と書かれています。
私も関わるご家族のみなさんから、そんな風に思ってもらっているのですが、とても嬉しいです。
そして、やりがいでもあります。
シッターさんを頼むデメリット
「実際以上にお金持ちに思われちゃったり、保育園の先生に、育児に対していいかげんっぽい、と思われてたっぽい」
確かにシッターさんは、高いイメージから、使っている人は、お金持ち、と思われがちなんですよね。
そのため、利用していることを隠している人もいらっしゃいます。
細かいようですが、シッターさんは、自分のことを周囲の人、保育園にどういう立場と説明するといいかと確認しているんですよ。
ですので、気になる方は、シッターさんに状況を伝えるといいと思います。
すべての人にとって意味があるもの
この記事の中でも
プロのテクニックは、参考になったな。てことは多忙な人だけじゃなくて、すべての親にとってシッターさんって意味あるものなのかも・・・
と書かれています。
ベビーシッターといえば、アメリカでの学生バイトのようなイメージを持たれやすいのですが、日本は、全く異なる背景のもの発展してきていると思うのです。
また、社会構造も、国民性も諸外国とは異なるわけです。
個人的には、やはり核家族化で、長時間労働などの課題を抱える日本では、家族を包括的にサポートするベビーシッターは、必要なものだと思っています。
ですので、ベビーシッターが、保育園同様、一般的に利用できる選択肢のひとつになってほしいな、と思っています。